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喜和田鉱山 : ウィキペディア日本語版
喜和田鉱山[きわだこうざん]
喜和田鉱山(きわだこうざん)は、山口県岩国市二鹿にあるタングステン鉱山1992年に採掘を休止し、2005年に事実上閉山した。
== 略史 ==
1669年に発見されたと伝えられる。当時は「ニ鹿鉱山」と呼ばれ、1671年以降、主にの小規模な採掘が行われていた。
1909年に、それまで捨てられていた石(ズリ)の中から大量の灰重石が発見され、タングステンの一大産地として脚光を浴びることになった。1911年に(株)粟村工業所が鉱山を買収し、以降タングステン鉱山として操業した。最盛期には、粗鉱換算で年間7,000t程度を出荷していた。
タングステンは市況変動が激しく、日本のタングステン鉱山は操業と休業を繰り返した。高品位の鉱石に恵まれていた喜和田鉱山はその中でも比較的採算がよく、操業期間は長い。1980年代以降のタングステン価格下落に伴い、タングステン鉱山の閉山が相次ぐ中、同鉱山は1982年に(株)喜和田鉱山として独立し、操業を継続した。
喜和田鉱山には選鉱設備がなく、長らく京都府大谷鉱山に処理を委託していたが、この鉱山が1982年に閉山したため、その後は近隣の玖珂鉱山に処理を委託していた。その後玖珂鉱山が「美川ムーバレー」となり、観光坑道化して選鉱作業を停止したため、鉱山としての操業継続が困難になり、1992年に操業を休止した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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