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ルベーグの分解定理 : ウィキペディア日本語版
ルベーグの分解定理[るべーぐのぶんかいていり]
数学測度論の分野における ルベーグの分解定理(ルベーグのぶんかいていり、)とは、ある可測空間 (\Omega,\Sigma) 上のすべての二つのな符号付測度 \mu および \nu に対して、次を満たすような二つの σ-有限な符号付測度 \nu_0 および \nu_1 が存在することを述べた定理である。
* \nu=\nu_0+\nu_1\,
* \nu_0\ll\mu(すなわち、\nu_0\mu に関して絶対連続
* \nu_1\perp\mu(すなわち、\nu_1\mu特異的
これら二つの測度は、\mu および \nu によって一意的に定められる。
== 改良 ==
ルベーグの分解定理を改良する方法は多く存在する。
はじめに、実数直線上のある正則なボレル測度特異部の分解は、次のように改良できる。
:\, \nu = \nu_ + \nu_ + \nu_
但し
* ''ν''cont絶対連続(absolutely continuous)な部分
* ''ν''sing特異連続(singular continuous)な部分
* ''ν''pp純点(pure point)の部分(離散測度
つづいて、絶対連続測度はラドン=ニコディムの定理によって分類され、離散測度は簡単に理解することが出来る。したがって(特異連続測度はさておき)ルベーグの分解は測度の非常に明解な記述を提供するものとなる。カントール測度実数直線上の確率測度累積分布関数カントール関数であるようなもの)は特異連続測度の一例である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルベーグの分解定理」の詳細全文を読む



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