翻訳と辞書
Words near each other
・ ヒェティル・レクダル
・ ヒェムニッツ
・ ヒェロニム・アウグスティン・ルボミルスキ
・ ヒェロニム・ヴィンツェンティ・ラジヴィウ
・ ヒェンガ
・ ヒエ
・ ヒエガエリ
・ ヒエタラ
・ ヒエノドン目
・ ヒエヒエの実
ヒエラティック
・ ヒエラポリス
・ ヒエラポリス-パムッカレ
・ ヒエラルキー
・ ヒエラルヒー
・ ヒエロガモス
・ ヒエロクレス
・ ヒエロクレス (奴隷)
・ ヒエログリフ
・ ヒエロスガモス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヒエラティック : ウィキペディア日本語版
ヒエラティック

ヒエラティック(; 神官文字)とは、ヒエログリフデモティックと並んで古代エジプトで使われた3種の文字のうちの1つであり、ファラオの時代を起源としてエジプトとヌビアで使用されていた筆記体の書記体系である。
==概要==
ヒエラティックはヒエログリフの体系と並行して発達し〔Goedicke 1988:vii–viii.〕、両者には密接な関係がある。ヒエラティックは主にの刷毛を用いてインクで書かれ、書記官たちは時間のかかるヒエログリフを使わずに素早く書くことができた。「ヒエラティック」(''hieratic'')という言葉はギリシア語の語句(''grammata hieratika''; 「神官の筆記」)に由来している。この語句はアレクサンドリアのクレメンスが紀元2世紀に初めて用いたもので〔Goedicke 1988:vii; Wente 2001:2006. The reference is made in Clement's ''Stromata '' 5:4.〕、この時期にはヒエラティックは宗教的なテクストのみに使用されていたためそう呼んだ。紀元前660年以降、世俗的な書き物ではデモティックが使われるようになっていたと見られている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒエラティック」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.