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パイ中間子 : ウィキペディア日本語版
パイ中間子[ぱいちゅうかんし]
パイ中間子(パイちゅうかんし、π–meson)は、核子を相互につなぎ原子核を安定化する引力(強い相互作用)を媒介するボソンの一種である。パイ粒子パイオン(Pion)とも呼ぶ。当時大阪大学の講師であった湯川秀樹が、その存在を中間子論で予言した。
その線量分布の特性から負電荷のパイオンはスイスカナダがん治療に用いられている。
== 基本特性 ==
π中間子はスピンが0で、第一世代のクォークからなる。種別はπ0、π+、πの3種類がある。

π+はアップクォークと反ダウンクォークからなり、πはダウンクォークと反アップクォークからなる。この二つは互いに粒子反粒子の関係となっている。π0は自分自身が反粒子である。
荷電π中間子の質量は約139 MeV/c2、寿命が2.6 × 10−8 秒。
主な崩壊モードでは反ミュー粒子とミューニュートリノに崩壊する。
:\pi^+\to\mu^++\nu_\mu
π0はわずかに軽く、質量が約135 MeV/c2で寿命が8.4 × 10−17 秒である。
主な崩壊モードでは光子2つに崩壊する。
:\pi^0\to2\gamma


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パイ中間子」の詳細全文を読む



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