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サル・ティプ : ウィキペディア日本語版
サル・ティプ
サル・ティプ(英:Sar Tip)は、ユーゴスラビア(現マケドニア)原産の護畜犬種のひとつである。
犬種名は英字スペルにしたがってサー・ティプと表記されることもある。

== 歴史 ==
同じくユーゴスラビア原産のサルプラニナッツの大型版犬種で、両種共に古くから存在していた犬種である。一部の地域でより大きくて強い犬を目指して作られたもので、大きいサイズのサルプラニナッツを選別して繁殖させ、改良を加えて作り出されたものである。
主に山羊家畜泥棒野獣から守る護畜犬として専門的に使われる。家畜に危害を加えるものが現れると徹底的に排除し、命をかけて守り抜く。昼間主人がいる間は外部者をむやみに攻撃しようとはしないが、夜間は寝ずの番を続け、怪しいと見なしたものには排除の鉄槌を下す。
二度の世界大戦やユーゴスラビア紛争が起こった際には、主人家族を守る警備犬として用いられた。強靭な力の前に人はおろか軍用犬ジャーマン・シェパード・ドッグ)でさえ敵わず撃退させる優秀な働き振りを見せたが、火炎瓶地雷銃弾には敵わず、多くのサル・ティプが命を落とした。
現在その数は非常に少なく、限られた地域でのみ飼育されている希少種で、ほぼ全てが実用犬として使われている。他の地域では飼育されていない、生粋の作業犬種である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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