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アカントアメーバ角膜炎 : ウィキペディア日本語版
アカントアメーバ

アカントアメーバ(''Acanthamoeba'')はいわゆるアメーバ型の原生生物の一種で、土壌中に普通に存在する土壌微生物である。淡水域やその他の場所にも広く分布する。アカントアメーバ属の大半はバクテリアを捕食して生活する従属栄養生物であるが、一部の種は感染性を持ち、ヒトや他の動物に対して角膜炎脳炎(アメーバ性肉芽腫性脳炎)を引き起こす。
== 細胞の特徴 ==
細胞の大きさはおよそ12-40μm、不定形だが移動時にはおおよそ三角形から楕円形の形状を呈する。仮足の先端は丸く半球状で、細胞表面から多数の短い仮足が伸びる。このとげとげした形状が名前の由来でもあり(''acanth-'' ; 棘、突起)、特に本属の仮足は "acanthopodia" と呼び分けられる事もある。仮足は時に根元から分枝する。細胞内には核小体を持つ細胞核食胞収縮胞、油滴などが含まれる。
アカントアメーバは生活環の中でシストを形成し、この形状によって属内の分類、もしくは近縁属との区別が為されている(後述)。シストの壁は二層構造で、外側は緩やかな凹凸のある厚い壁、内側は主に多角形の壁である。これらのシスト壁には蓋(operculum)のある孔が開いている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アカントアメーバ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acanthamoeba 」があります。



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