翻訳と辞書
Words near each other
・ DROP (Corneliusの曲)
・ DRコンサートホール
・ DRムービー
・ DRモーター・カンパニー
・ DR放送交響楽団
・ DS (人工衛星)
・ DS-61-4 ”ダーク・カース” フェニア
・ DS-PICOシリーズ
・ DS/90 7000シリーズ
・ DS/90・GP7000Dシリーズ
DSCH動機
・ DSCH音型
・ DSG (フォルクスワーゲン)
・ DSG (曖昧さ回避)
・ DSKパーソナルスクール
・ DSM (企業)
・ DSP モニタリング・システム
・ DSPガールズ
・ DSPメディア
・ DSP衛星


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

DSCH動機 : ウィキペディア日本語版
DSCH音型

DSCH音型(DSCHおんけい)、またはDSCH動機(DSCHどうき)は、ソビエト連邦の作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチが、ヨハン・ゼバスティアン・バッハBACH主題に倣い、自身を表現した動機(モティーフ)である。彼の姓名の頭文字(Д. Ш.)が、ドイツ語で D. Sch. と綴られることから、ドイツ音名によるD-Es-C-H(英語音名:D-E♭-C-B、日本音名:ニ-変ホ-ハ-ロ)の4音より構成される。そのままの形での最も早い使用例は、ヴァイオリン協奏曲第1番第2楽章(135小節〜など)と考えられているが、戦前の作品、例えば歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」などでも、「DS(Es)C」とか「DCH」のように、断片的に用いられることはあった。
この動機はショスタコーヴィチ自身によって自らの音楽的イニシャルとして、何度も繰り返し用いられた。ヴァイオリン協奏曲第1番交響曲第10番弦楽四重奏曲第8番チェロ協奏曲第1番ピアノソナタ第2番他、多数の作品中で出現する。
また、ショスタコーヴィチ自身を示すイニシャルとして、アルフレート・シュニトケ、ロナルド・スティーヴンソンなど、他の作曲家がショスタコーヴィチへのオマージュとして「DSCH動機」を作中に登場させることもある。
ノヴォデヴィチ墓地にあるショスタコーヴィチの墓碑にも、「DSCH音型」の楽譜が彫られている。ショスタコーヴィチの研究誌『DSCHジャーナル』は、この動機にちなんで名づけられた。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「DSCH音型」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 DSCH motif 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.