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第36SS武装擲弾兵師団 : ミニ英和和英辞書
第36SS武装擲弾兵師団[だい36]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
武装 : [ぶそう]
  1. (n,vs) arms 2. armament 3. armed 
擲弾 : [てきだん]
 (n) grenade
: [たま]
 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell 
: [へい]
 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy
: [し]
 【名詞】 1. (1) teacher 2. master 3. one's mentor 4. (2) the Reverend
師団 : [しだん]
 【名詞】 1. (army) division 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe

第36SS武装擲弾兵師団 : ウィキペディア日本語版
第36SS武装擲弾兵師団[だい36]

第36SS武装擲弾兵師団(だい36SSぶそうてきだんへいしだん、独:''36.Waffen-Grenadier-Division der SS'')は、武装親衛隊の計38個編制された師団の1つ。別に師団長オスカール・ディルレヴァンガーに因み、「ディルレヴァンガー」なる部隊名で呼称されることもあるが、こちらは師団に昇格する前の部隊名にディルレヴァンガーの個人名が冠されていたことによる俗称であり、師団への昇格後の名称には「ディルレヴァンガー」の名はない。
この部隊の発端は、戦争初期に形成された懲罰部隊が元となった部隊であり、そこで服役していた兵士や強制収容所からの捕虜から構成されていた。そのため、ドイツ軍の中では非常に評判が悪かった部隊の1つであり、各種の戦争犯罪(虐殺略奪)に関与している。兵士の消耗が激しくなった戦争末期(1944年以降)には、正規兵の比率も増大しているが、戦争中を通じて対パルチザン任務に参加しており、その戦果より戦争犯罪で有名である。
名称は師団であるものの、部隊規模としては旅団程度であった。師団章は、交差させた柄付き手榴弾である。
== 沿革 ==

=== 編成と独ソ戦開戦まで ===
1940年3月23日恩赦と引き換えに犯罪者を前線に送るというヒトラーの考えを元に、ヒムラーの副官SS中将カール・ヴォルフは新しい懲罰部隊の編制にかかった。対象となる犯罪者の範囲や年齢、その他諸々の検討が行われた後、密猟者射撃の腕を活かした特務部隊編制を名目として、密猟者のうちから服役中もしくは未決囚、軽い犯罪者を中心に部隊を編成することになった。1940年4月10日にはガイドラインが決まり、6月には北ベルリンから25マイル離れた町オラニエンブルクにあるザクセンハウゼン強制収容所に84人の候補者が集められ、ヴィルトディープコマンド オラニエンブルク(オラニエンブルク密猟者分遣隊 ''Wilddiebkommando Oranienburg'')が編制され、早速訓練が開始された。
一方、それと前後してヒムラーの側近で親衛隊本部の中心的人物だったゴットロープ・ベルガー親衛隊少将は、旧友であるオスカール・ディルレヴァンガーが武装親衛隊へ復帰できるよう尽力していた。1940年6月4日彼はヒムラーと話し合い、誕生したばかりのオラニエンブルク犯罪者部隊の指揮官にディルレヴァンガーを推薦した。これをヒムラーは承諾し、1940年6月24日、ディルレヴァンガーは一度は追放された親衛隊復帰の辞令を手に入れた。着任後、ディルレヴァンガーは部隊名を変更し、ゾンダーコマンド ドクターディルレヴァンガー (特殊任務部隊 ドクター・ディルレヴァンガー,''Sonderkommando Dr. Dirlewanger'')とし、その2ヵ月後にはSS配下となったことで、部隊名にSSの名前がつき、SSゾンダーコマンド ドクターディルレヴァンガー (SS特殊任務部隊 ドクター・ディルレヴァンガー,''SS-Sonderkommando Dr. Dirlewanger'')となった。
部隊は、ポーランドへ移動し、国境沿いに構築された防衛線オットーラインの建築の手伝いを行い、その後、Dzikow(現タルノブジェク)にあるユダヤ人の労働キャンプの警備に就いた。この時からすでに部隊の所属将兵が犯した犯罪が問題となり、部隊は独ソ戦に送られることになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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