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南本線 : ミニ英和和英辞書
南本線[みなみほんせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みなみ]
  1. (n,vs) South 2. proceeding south 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本線 : [ほんせん]
 【名詞】 1. main line 

南本線 : ウィキペディア日本語版
南本線[みなみほんせん]

南本線(みなみほんせん、)は、タイ王国の鉄道であり新トンブリー駅スンガイコーロック駅(1142.99km)間を結ぶ鉄道路線である。ハジャイ分岐駅 - パダン・ブサール駅間(45.26km)等7つの支線を有する。
== 概要 ==
タイ国有鉄道南本線は東北本線北本線に次ぐ3番目の幹線として着工された。南本線は前記2線とは異なり始めから1,000mm軌間を採用して敷設された〔『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.29〕。(前記2線は当初は標準軌間である1,435mmで敷設されたがその後1,000mm軌間に改軌された〔『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.79〕。)これは既に営業していたマレーシアに合わせたという説と工事費を安くするためと言う2つの説があるが、当初の段階ではマレーシアと接続の意思はなく工事費を安くするためと思われる〔『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.29〕。旧トンブリー駅 - ペッチャブリー駅間(150.49km)が1903年6月19日に開業したのを皮切りに南北3か所(ペッチャブリー駅ソンクラー駅カンタン駅)より同時に延伸工事が開始され、まずソンクラー駅 - カンタン駅間が1914年10月1日に繋がり1916年 9月1日に南北からの工事が完成した〔『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.31〕。その後スンガイコーロックへ向け工事が進められ、1921年9月17日に南本線全線開通となった。この段階で既に南本線、カンタン支線、ソンクラー支線、及びナコーンシータンマラート支線の一大路線網が完成していた。その後ナムトック支線、キーリーラットニコム支線、スパンブリー支線が開通し逆にソンクラー支線が廃止された〔『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.299〕。
現在南本線では2往復の寝台特急列車(うち1往復はマレー鉄道に乗り入れ、マレーシアペナン州にあるバターワース駅まで運転される)、2往復のディーゼル特急列車(うち1往復は運用上、途中駅で増解結する車両を1編成の独立した別列車として扱っているため、書類上は3往復となる)、2往復の寝台急行列車等の列車で賑わっている。また、殆どの列車が夜行であり、タイの他の路線と比べて乗車時間が長いことなどから、他路線では原則的に優等車両を連結しない快速列車の多くにも、常時1 - 2両のエアコン付2等寝台車が連結される。
なお、一部の書籍や個人製作によるウェブサイト等には、クルンテープ駅 - バン・スー分岐駅 - タリンチャン分岐駅を結ぶ経路、或いは南部のハート・ヤイ(ハジャイ)分岐駅からパダン・ブサール駅を介してマレー鉄道に接続する経路を「本線」として紹介する記述が見られるが、これは「マレー半島縦断鉄道ルート」という専ら外国人観光客の視点から見た場合の誤解であり、単独に「タイ国鉄南本線」として扱う場合においては誤記であると言わざるを得ない。登記上、歴史上の両観点から見ても、南本線の本線(基幹路線)はトンブリー駅 - スンガイコーロック駅間の区間である。
また、タイ国鉄やタイ国政府観光庁が発行する刊行物やウェブサイト上には、ノーン・プラードゥック分岐駅 - ナムトック駅間を結ぶ支線(旧泰緬鉄道)が「西線」もしくは「Western Line」と記述される場合もある。これはかつて同支線がバンコクより西進してタイ=ミャンマー国境を越え、ラングーンを結ぶ路線として名実ともに西方への基幹路線として機能していた歴史的経緯の名残であると言える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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