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「黄村先生言行録」(おうそんせんせいげんこうろく)は、太宰治の短編小説。「黄村先生」シリーズの1作目。 == 概要 == 1942年(昭和17年)10月27日、太宰は故郷の重態の母を見舞うために妻子を連れて東京を発つ。帰宅後の11月2、3日頃より書き始められたものと推定される。 本作品は、「はじめに、黄村先生が山椒魚に凝つて大損をした話をお知らせしませう」という文章で始まる。「黄村」が「大損」にかけた言葉であることを思わせることから、彼の名前は「おうそんせんせい」と読むのが通例である。 語り手の座談筆記として黄村先生が「日本の大きい山椒魚は、これは世界中でたいへん名高いものださうでございまして、私が最近、石川千代松博士の著書などで研究いたしましたところに依れば」、「また日本でも古くは佐々木忠次郎とかいふ人、石川博士など実地に深山を歩きまはつて調べてみて、その結果、岐阜の奥の郡上郡に八幡といふところがありまして(後略)」と語る場面がある。石川千代松は進化論を日本に初めて体系的に紹介したことで知られる動物学者。1935年(昭和10年)1月17日にこの世を去っている。佐々木忠次郎は養蚕学・製糸学の開拓者として知られる昆虫学者。 1938年(昭和13年)5月26日にこの世を去っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黄村先生言行録」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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