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養命酒製造 : ミニ英和和英辞書
養命酒製造[ようめいしゅせいぞう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [めい, いのち]
 【名詞】 1. command 2. decree 3. life 4. destiny 
: [さけ]
 【名詞】 1. alcohol 2. sake 
: [せい]
  1. (n,n-suf) -made 2. make 
製造 : [せいぞう]
  1. (n,vs) manufacture 2. production 

養命酒製造 : ウィキペディア日本語版
養命酒製造[ようめいしゅせいぞう]

養命酒製造株式会社(ようめいしゅせいぞう)は、東京都渋谷区に本社を置く、薬用酒「養命酒」の製造販売などを行う医薬品製造会社で、大正製薬ホールディングス株式会社(2011年10月に大正製薬株式会社の単独株式移転により設立された持株会社)の持分法適用会社である。
当時の原料・薬法から、創業時よりマムシが祭神(蝮様)として祀られており、長野県上伊那郡中川村の旧本社(第一工場)から遷社され、現在も長野県駒ケ根市の駒ケ根工場内に祭祀されている〔大宮五十鈴神社(駒ケ根市) - 社務日誌 〕。
キャッチコピーは長年設けられなかったが、2010年4月の「ハーブの恵み」発売を機に「自然の力を心と体に」を設定。「ハーブの恵み」テレビCMのエンディングに表示されている。
== 沿革 ==

*1602年(慶長7年) - 信州の伊那郡大草領(伊那郡大草村、現在の長野県上伊那郡中川村大草)の庄屋である塩沢家の当主・塩沢宗閑によって「養命酒」製造開始〔養命酒製造株式会社 - 公式携帯サイト 〕。
*1603年(慶長8年) - 徳川幕府開府に際し徳川家康に「養命酒」を献上〔中川村 発行『中川村誌』下巻 近代・現代編/民俗編(2005年),p191-192〕。「天下御免万病養命酒」の免許を受け、「飛龍」印の使用を許可される(日本最初の商標のひとつ)〔日本家庭薬協会 〕。
*1923年(大正12年) - 長野県上伊那郡南向村北組(現在の長野県上伊那郡中川村大草北組)に前身となる株式會社天龍舘(のち養命酒第一工場に改称)を設立、資本金50万円(当時)〔。塩沢家が行っていた養命酒事業を会社組織化して継承。
*1925年(大正14年) - 東京・渋谷に東京出張所(のち天龍舘東京支店)を開設〔。
*1951年(昭和26年) - 長野県岡谷市川岸に第二工場(のち岡谷工場に改称)を開設・操業〔、中川村本社(第一工場)の養命酒生産機能を移転集約させ、第一工場は漬物生産へ移行〔伊那ケーブルテレビジョン - 伊那谷ねっと 〕。商号を養命酒製造株式会社に改称〔。
*1953年(昭和28年) - 京都府宇治市に関西支店を開設。関西支店はのち京都市を経て、1971年大阪市福島区に移転、大阪支店と改称。
*1955年(昭和30年) - 株式、東京証券取引所に上場。
*1956年(昭和31年) - 本社を東京都渋谷区(現所在地)に移転。
*1957年(昭和32年) - 福岡市に福岡営業所(のち支店)を開設。
*1958年(昭和33年) - 仙台市に仙台出張所(のち営業所)を開設。
*1961年(昭和36年) - 埼玉県入間郡鶴ヶ島村(現・鶴ヶ島市)に埼玉工場を開設。株式、名古屋証券取引所に上場。
*1962年(昭和37年) - 名古屋市に名古屋出張所(のち支店)を開設。
*1964年(昭和39年) - 岡谷市に技術研究所を開設。同研究所はのち長野県上伊那郡箕輪町に移転、中央研究所と改称。
*1972年(昭和47年) - 長野県駒ヶ根市赤穂大徳原に駒ヶ根工場を新設〔。これに伴い岡谷工場を廃止。第一工場の酒蔵を資料館へ改修、第一工場を駒ケ根工場の管理下へ。
*1982年(昭和57年) - 「家醸本みりん」を発売。
*1989年(平成元年) - 本店新社屋竣工。
*1999年(平成2年) - 第一工場(漬物生産)操業停止〔。合わせて資料館も閉鎖。
*2002年(平成14年) - ナチュラルミネラルウォーター「いさら」(現・養命水)を発売。
*2003年(平成15年) - 仙台営業所を廃止。
*2004年(平成16年) - 名古屋支店を廃止。2004年10月時点での資本金は6億3000万円、従業員600人〔。
*2005年(平成17年) - 大正製薬と業務提携発表。
*2006年(平成18年) - 埼玉工場を廃止。埼玉工場は原料用ぶどう糖を製造する工場だった。
*2009年(平成21年) - 「養命酒」の酒類としての販売(酒販店ルート)を2009年生産分をもって廃止し、医薬品薬局ドラッグストアルート)としての販売に一本化することを発表。大正製薬との共同開発による栄養ドリンク「Re:on」(リオン、現・ハーブプラス)を発売。
*2010年(平成22年) - 酒類としての「養命酒」に代わるリキュール「ハーブの恵み」を発売。長野県諏訪市に健康生活提案型複合施設「くらすわ」を開業。
*2012年(平成24年) - 大正製薬グループの組織再編による現物配当に伴い、筆頭株主が大正製薬から同社の親会社である大正製薬ホールディングスに変更。
*2013年(平成25年) - 養命酒発祥の地であった第一工場を老朽化により解体。敷地には、資料館へ改修された酒蔵1棟と「養命酒発祥の地」と刻まれた石碑のみ現存している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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