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頂点補正 : ミニ英和和英辞書
頂点補正[ちょうてん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いただき]
 【名詞】 1. (1) crown (of head) 2. summit (of mountain) 3. spire 4. (2) easy win for one 5. (3) something received 
頂点 : [ちょうてん]
 【名詞】 1. top 2. summit 
補正 : [ほせい]
  1. (n,vs) correction 
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 

頂点補正 ( リダイレクト:頂点関数 ) : ウィキペディア日本語版
頂点関数[ちょうてんかんすう]
:
場の量子論において、頂点関数(ちょうてんかんすう、vertex function)とは、複数の粒子相互作用する過程を記述する相関関数である。量子電磁力学においては、電子のような荷電粒子仮想的な光子を吸収する(放出する)過程であり、3点頂点関数に対する1ループの頂点補正(ちょうてんほせい、vertex correction)は電子の異常磁気モーメントに支配的な寄与を及ぼす。
==概要==
頂点関数Γμ有効作用Γeff汎関数微分によって定義される。量子電磁力学における3点頂点関数は、電磁場との結合定数eを用いて
:\Gamma^\mu (x,y,z)= -\frac
となる。
頂点関数Γμの中で最も支配的な寄与は、頂点因子に含まれるガンマ行列γμである。さらに、頂点関数には量子電磁力学が持つ対称性(ローレンツ対称性ゲージ対称性)が要請され、その形式はワード=高橋恒等式によって以下のように制限されている。
: \Gamma^\mu = \gamma^\mu F_1(q^2) + \frac F_2(q^2)
ここで、 \sigma^ = (i/2) \gamma^ \, であり、qνは外部から入射する光子の四元運動量である。係数F1(q2)とF2(q2)は形状因子(form factor)と呼ばれ、光子の運動量の2乗q2のみに依存する。ダイアグラムの最低次においては、F1(q2) = 1、F2(q2) = 0となり、このとき電子は内部構造を持たない点状粒子となっている。それ以上高次のF1(0)に対する補正は、繰り込みを用いて計算される。形状因子F2(0)は、電子の異常磁気モーメントaに対応しており、ランデのg因子を用いて以下のように表される。
: a = \frac = F_2(0)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「頂点関数」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vertex function 」があります。




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