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青斑核 : ミニ英和和英辞書
青斑核[せいはんかく]
locus ceruleus
===========================
: [あお]
 (n) 1. blue 2. green 3. green light
: [はん, むら]
  1. (adj-na,n) (uk) unevenness 2. inconsistancy 3. erraticness 4. irregularity 
: [かく]
  1. (n,adj-no) nucleus 2. kernel 3. (pref) nuclear 
青斑核 : ウィキペディア日本語版
青斑核[せいはんかく]

青斑核(せいはんかく)は脳幹にあるノルアドレナリン作動性ニューロンを多数含む神経核である。
モノアミン含有ニューロンの分類では、A6細胞群〔 〕とも呼ばれる。覚醒、注意、ストレスパニックに対する生理学的反応に関与している。18世紀にFélix Vicq-d'Azyrが発見した。
青斑核は脳内ノルアドレナリン生合成の基点である。青斑核とノルアドレナリンに影響を受ける部位はまとめてlocus coeruleus-noradrenalin systemまたはLC-NA systemと呼ばれる〔 〕。またノルアドレナリン副腎髄質から血中に直接分泌される。
その名前はラテン語の"coeruleus"と"locus"に由来する。これは”青い点”を意味し、青く染まらない脳組織の中で青く見えるためである。その色はノルアドレナリン神経細胞体内のメラニンによる。アルファベットのスペリングについては、''caeruleus'' が古典ラテン語のスペルであるが、 より現代的な''coeruleus''の方がよく用いられる。
二重母音を詰めた形の''ceruleus''はアメリカ英語におけるスペルである。
== 解剖 ==
青斑核(LC)は橋上部背側、第4脳室底の外側に位置している。多くは中程度のサイズのニューロンで構成されている。ニューロン内のメラニン顆粒が青色の根源である。神経メラニンはノルアドレナリンの重合により合成され、黒質のドーパミンに存在する黒い神経メラニンと似ている。
ヒト成人ではLCは31000から60000μ㎥のサイズの、22000から51000個のニューロンで構成されている〔 〕
 
File:Gray709.png |青斑核は示されていないが colliculus facialis のすぐ近くである。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「青斑核」の詳細全文を読む




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