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隔螺式 : ウィキペディア日本語版
隔螺式[かくらしき]

隔螺式または断隔螺式(かくらしき、interrupted screwまたはinterrupted thread)は主に後装砲尾栓に使用される閉鎖機構。1845年前後に発明された〔Bunch and Hellemans p.355 〕。
==概要==

===原理===
隔螺式とは、ねじ山の一部を削除したねじである。隔螺式の断面形状は、大砲の薬室側の穴と合致するようになっておいる。尾栓にねじがある部分は薬室側にはねじは切ってなく、逆に尾栓のねじが無い部分には薬室側にねじがある。形状が合致しているため、隔螺式尾栓はスムーズに押しこむことができ、概ね程度回転させることにより、尾栓は砲に固く締め合わされ、砲の後部を閉鎖することができる。隔螺式尾栓は、金属薬莢が普及する以前の後装砲のために開発された機構であるため、現在でも薬嚢を使用する砲に使用されることが多い。より初期の方法では鎖栓を使用していた〔〔アームストロング砲では、鎖栓をねじで抑え込む形式をとっていた〕。
尾栓の閉鎖に関しては、1872年にド・バンジュ式緊塞方式が開発されたことにより、より良好となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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