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防氷ブーツ : ミニ英和和英辞書
防氷ブーツ[ぼうひょうぶーつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こおり, ひ]
 【名詞】 1. ice 2. hail
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

防氷ブーツ : ウィキペディア日本語版
防氷ブーツ[ぼうひょうぶーつ]

防氷ブーツ(ぼうひょうブーツ、deicing boot)は、航空機の表面に装着された飛行中に着氷を機械的に防止する装置である。これらのブーツは一般的に最も着氷し易く、着氷した場合に航空機の性能に甚大な影響を及ぼす主翼や動翼(例えば、垂直尾翼水平尾翼)の前縁に装着されている。
== 構造 ==
防氷ブーツは表面に張られたゴム製の薄い膜でできている。着氷性の霧が発生し氷が形成されると空気圧システムが圧縮空気でブーツを膨らませる。この膨張で形成された氷に亀裂を生じさせ、この氷は風の流れで吹き飛ばされる。その後ブーツは収縮し、正規の表面形状に戻る。
この防氷ブーツは古風な技術であり、幾つかの欠点を持ち合わせている。ブーツは度々(2、3年毎の周期で)交換しなければならず、防氷ブーツの適切な手入れが重要である。ブーツに開いた如何なる穴も空気漏れを引き起こし、これを無くさなければブーツは正常に機能できない。このようにブーツは毎飛行前に綿密な検査を受け、あらゆる穴や亀裂は修復されなければならない。
防氷ブーツは疑いなく数多くの人命を救い、着氷が予想される天候での飛行を可能にしているがブーツが着氷を飛散させるよりも早く氷が形成されたり、ブーツが装着されていない機体表面に揚力や制御を危険なほど喪失させるような氷が張り付くような過度に厳しい着氷には対処できない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「防氷ブーツ」の詳細全文を読む




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