翻訳と辞書
Words near each other
・ 開閉
・ 開閉ボタン
・ 開閉器
・ 開閉器油
・ 開閉式屋根
・ 開閉橋
・ 開閉機
・ 開閉運動
・ 開関
・ 開関数
開闔
・ 開闡寺
・ 開闢
・ 開闢以来
・ 開院
・ 開陳
・ 開陽
・ 開陽丸
・ 開陽台
・ 開陽断層帯


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

開闔 : ウィキペディア日本語版
開闔[かいこう]
開闔(かいこう)とは、平安時代以後に公武の機関に設置された役職の1つ。書類・文書の出納・勘査を行うことを職掌としていた。機関内部においてはおおよそ中級の地位にあったが、事務・実務部門における事実上の責任者の地位にあった。
平安時代の朝廷には和歌所御書所記録所などに設置され、院庁摂関家文殿にも設置されていた。鎌倉幕府引付には奉行人の上首が開闔となり、議事進行の実務を行った。この制度は室町幕府内談衆にも継承され、侍所にも設置された。なお、政所においては特に「執事代」と称されていた。室町幕府の後期には侍所開闔は松田氏飯尾氏が、政所執事代は蜷川氏(政所執事伊勢氏の被官)が占めるようになった。
== 参考文献 ==

*笠松宏至「開闔」(『日本史大事典 2』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13102-4)
*山本博也「開闔」(『国史大辞典 3』(吉川弘文館、1983年) ISBN 978-4-642-00503-6)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「開闔」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.