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開放型システム間相互接続 : ミニ英和和英辞書
開放型システム間相互接続[かいほうがたしすてむかんそうごせつぞく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

開放 : [かいほう]
  1. (n,vs) open 2. throw open 3. liberalization 4. liberalisation 
: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
: [けん, ま]
 【名詞】 1. space 2. room 3. time 4. pause 
: [そう]
 【名詞】 1. aspect 2. phase 3. countenance
相互 : [そうご]
 【名詞】 1. mutual 2. reciprocal 
接続 : [せつぞく]
  1. (n,vs) (1) connection 2. union 3. join 4. link 5. (2) changing trains 

開放型システム間相互接続 : ウィキペディア日本語版
開放型システム間相互接続[かいほうがたしすてむかんそうごせつぞく]
開放型システム間相互接続(かいほうがたシステムかんそうごせつぞく、)は、国際標準化機構 (ISO) と ITU-T により1982年に策定が開始されたコンピュータネットワーク標準。
== 背景と歴史 ==
OSI以前、コンピュータネットワークの通信プロトコルは、ベンダー毎に独自の規格が乱立していた(SNAAppleTalkNetWareDECnet など)。このため、業界共通のネットワーク標準によるマルチベンダーの相互運用性を確立しようとOSIの策定が開始された。当時、大規模ネットワークでは複数のネットワークプロトコルスイートをサポートするのが一般的だったが、多くの機器は共通のプロトコルが無いために相互に通信することができなかった。しかし、OSIの策定が進められている頃、TCP/IPがマルチベンダーネットワークで広く使われるようになっていき、ネットワーク層以下ではイーサネットトークンリングが同様の役割を果たすようになっていった。
OSI参照モデル(OSIそのものよりも前の1977年に完成)は、ネットワークの概念の教育にとって重要な前進であった。プロトコルの階層モデルという考え方の普及に寄与し、機器間やソフトウェア間の相互運用性の定義にも寄与した。
しかし、実際のOSIプロトコルスイートは複雑すぎ、実装が非常に困難だった。また移行方法は、既存のプロトコルを全て使用中止にして、プロトコルの全階層を一度に入れ替えるというものであった。このため、実装がさらに難しくなり、多くのベンダーやユーザーはより有用なネットワーク技術の導入を優先するようになった。さらに委員会的な仕様策定により、OSIプロトコルには様々なオプション設定が可能になっており、設定によっては相互の通信が不可能となる。あまりにもオプションが多いため、多くのベンダーの実装はベンダー間で相互運用することができず、単に標準化の努力そのものが無駄になる結果を生んだ。アメリカ合衆国の政府機関はOSIサポートを機器の調達条件にしたが、それでもこの流れを止めることはできなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「開放型システム間相互接続」の詳細全文を読む




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