翻訳と辞書
Words near each other
・ 長音
・ 長音寺 (東松島市)
・ 長音符
・ 長音符号
・ 長音節と短音節 (ラテン語)
・ 長音素
・ 長音階
・ 長項線
・ 長項貨物線
・ 長項駅
長順
・ 長順県
・ 長須村
・ 長須浜海水浴場
・ 長須祥行
・ 長須鯨
・ 長頭
・ 長頭(症)
・ 長頭(蓋)、長頭体
・ 長頭体


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

長順 : ミニ英和和英辞書
長順[ちょうじゅん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [じゅん]
  1. (adj-na,n,n-suf) order 2. turn 

長順 : ウィキペディア日本語版
長順[ちょうじゅん]

長順(ちょうじゅん、チャンシュン、''Zhangshun''、1839年1904年)、字は鶴汀は、の軍人・官僚。
満州正白旗人ダフル・ゴベイル氏(Dahūr Gobeir hala、達呼里郭貝爾氏)。ブトハ出身。藍翎侍衛となり、アロー戦争中に咸豊帝熱河に逃亡すると、それに随行した。馬賊朝陽を陥落させると、大学士文祥(ウェンシャン)に従って討伐にあたった。
ついで勝保(シンポ)に従って捻軍との戦いにあたり、直隷省山東省安徽省河南省を転戦し、1862年潁州の包囲を解いた功で二等侍衛に昇進した。
その後、ドロンガ(多隆阿)に従って回民蜂起軍との戦いにあたり、1864年には寧夏を攻略して副都統に昇進した。1867年から蘭州に軍を移し、回民軍をしばしば打ち破った。1869年に鑲紅旗漢軍副都統となり、1872年にウリヤスタイ将軍となった。1876年からバルクルクムルで大臣を務めた。その後、正白旗漢軍都統や内大臣を歴任し、1888年に吉林将軍に就任した。
1894年日清戦争が始まると、黒竜江将軍のイクタンガとともに援軍に赴き、日本軍に占領された海城を包囲したが、奪回に失敗した。戦争終結後、病を理由に故郷に帰ったが、1899年に再び吉林将軍に起用された。1900年義和団の乱に際して、ロシア東三省に進攻すると、奉天黒竜江は主戦論を唱えたが、長順は和平論を唱えたため、吉林のみ戦火を免れることができた。1904年日露戦争が発生すると、中立の態度を維持した。
死後、太子少保と忠靖の諡号が贈られた。
==出典==

* 『清史稿』巻461・列伝248





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「長順」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.