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長野騒擾事件 : ミニ英和和英辞書
長野騒擾事件[ながの]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [の]
 【名詞】 1. field 
騒擾 : [そうじょう]
  1. (n,vs) riot 2. disturbance
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

長野騒擾事件 ( リダイレクト:警廃事件 ) : ウィキペディア日本語版
警廃事件[けいはいじけん]
警廃事件(けいはいじけん)は、1926年7月に長野県で起きた警察署廃止に対する反対運動。運動の過程で、暴徒化した住民らが県庁等を襲撃し、騒擾事件に発展した。
当時の報道では長野騒擾事件という呼称が使われた。
==事件の発端==
1926年6月15日内務省は、各府県に対し、地方官官制改正に伴う警察機構の整理(警察署の新設及び統廃合・警察分署の全廃など)を通達した。これを受け、当時の長野県知事である梅谷光貞は機構改革に着手した。
当時、長野県内には警察署と警察分署がそれぞれ16ヶ所ずつ存在したが、人口動態の変化などで、署の配置に実態との不整合が生じていた。そこで、梅谷は警察官を数ヶ所の大規模署に集約し、事件等に応じて出動させる方式(いわゆる大警察主義)を採用し、県警察部に改革案作成を命じた。
しかし、警察部内では梅谷の大警察主義に反対する意見が多かった。当時の警察部長である竹下豊次も反対派であり、梅谷には「警察署数を維持した上で分署を統廃合する」という改革案を提出した。当然、梅谷は竹下案をつっぱねたが、竹下も譲らず両者の対立が続いた。最後は梅谷が知事命令で半強制的に竹下を従わせ、大警察主義に沿った改革案をつくらせた。その結果「7月1日をもって3署14分署を廃止する」という改革案がつくられ、梅谷によって正式に採用された。
そして、6月30日、梅谷は県民に対し事前に何の説明もしないまま上記の改革案を告示し、翌日即実行に移した。梅谷が実施の前日まで廃止を告知しなかったのは住民の反発を防ぐためであったが、その暴挙が逆に県民の反感を買ってしまい、廃止された岩村田署・中野署・屋代署管内の三つの町(岩村田町中野町屋代町)の住民らによって、すぐさま反対運動が開始された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「警廃事件」の詳細全文を読む




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