翻訳と辞書
Words near each other
・ 錯味
・ 錯味(症)、味覚錯誤
・ 錯味症
・ 錯味覚
・ 錯和
・ 錯和流局
・ 錯嗅
・ 錯嗅症
・ 錯嗅覚症
・ 錯基
錯塩
・ 錯塩化学
・ 錯字症
・ 錯文
・ 錯文法
・ 錯書
・ 錯書(症)、書字錯誤
・ 錯滴定
・ 錯生成支持電解質
・ 錯痛


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

錯塩 : ミニ英和和英辞書
錯塩
complex salt
錯塩 ( リダイレクト:錯体 ) : ウィキペディア日本語版
錯体[さくたい]

錯体(さくたい、英語:complex)もしくは錯塩(さくえん、英語:complex salt)とは、広義には、配位結合水素結合によって形成された分子の総称である。狭義には、金属と非金属の原子が結合した構造を持つ化合物(金属錯体)を指す。この非金属原子は配位子である。ヘモグロビンクロロフィルなど生理的に重要な金属キレート化合物も錯体である。また、中心金属の酸化数と配位子の電荷が打ち消しあっていないイオン性の錯体は錯イオンと呼ばれる。
金属錯体は、有機化合物・無機化合物のどちらとも異なる多くの特徴的性質を示すため、現在でも非常にさかんな研究が行われている物質群である。
== 名前について ==
錯体の「錯」とは「複数の物が交じる」等の意味がある。
英語ではcomplexという。一方、complexといった場合には、2種類以上の混ざりものという意味があり、例えばポリマーに酸化物を練り込んだものもcomplexである。錯体がcomplexと呼ばれるのは、配位子と金属イオンとの「混ざりもの」であったからであるが、錯体は「純物質」であり、明確に区別したい場合には「配位化合物」「錯化合物」と呼ぶ場合もある。この英語訳は coordination compound である。
錯体は、歴史的には大きなイオンとして研究が進んだ。そのため、昔は「錯塩」と呼んだが、中性の配位化合物についても研究が進み、現在では錯体と呼ぶのが一般的である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「錯体」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Coordination complex 」があります。

錯塩 : 部分一致検索
錯体[さくたい]
===========================
「 錯塩 」を含む部分一致用語の検索リンク( 2 件 )
分子内錯塩
錯塩



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.