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銅剣 : ミニ英和和英辞書
銅剣[どうけん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [どう]
 (n) 1. copper
: [つるぎ]
 【名詞】 1. sword 

銅剣 : ウィキペディア日本語版
銅剣[どうけん]

銅剣(どうけん)とは青銅で作成された。出土は世界的な広がりをもつ。
== 日本の銅剣 ==
日本における銅剣は、弥生時代の初期に大陸より伝来といわれている。伝来時の銅剣は、細身で鋭いデザインである。日本考古学では初期のものが武器として考えられ、巨大化した後期のものは祭器と考える傾向がある。もっともギリシアの青銅武器発展の過程を見る限り、銅は堅いかわりにもろく、細く鋭いデザインでは壊れやすくなってしまい、実戦で使用するならば逆に巨大化し打撃によって相手にダメージを与える方向に進化すると考えるのが妥当である。
その後、日本でも銅剣の鋳造技術を発達させ、弥生時代を通じて盛んに製造されたが、すぐに鉄剣も伝来した。大陸や朝鮮と違って、到来の時期的な差が少ないため、銅剣が戦場で使用されていた時期は比較的短いとされる。鉄剣が主流になってからは、銅剣は次第に主に儀式に使用されていったと考えられている。
弥生時代の青銅器としては銅鐸が著名であるが、これが近畿地方から多く発見される祭器であるのに対し、銅剣は九州地方中国四国地方などに特に濃密に分布する。儀式などで使用されるにつれ大型化したものと考えられ、形も徐々に変化した。現在では、作成時期により3種類に分けて、初期は「細形」、中期が「中細形」、後期が「平形」と編年分類されている。種類としては、有柄銅剣(ゆうへいどうけん)や金色銅剣(こんじきどうけん)などもある。
滋賀県の上御殿遺跡で出土した双環柄頭短剣は、中国華北や内モンゴルに分布するオルドス式銅剣に似ており、朝鮮半島での出土例は無いことから、
中国から日本海ルートで流入した可能性がある〔2013/08/08【共同通信】 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「銅剣」の詳細全文を読む




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