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鈴木 修学（すずき しゅうがく、1902年1月5日 - 1962年6月7日）は、日本の社会福祉の実践家で教育者、日蓮宗僧侶。日本福祉大学の創立者。学校法人法音寺学園、社会福祉法人昭徳会理事長。日蓮宗大僧正。 == 経歴 == 明治35年（1902年）愛知県江南市寄木町の熱心な法華経信者の父親が営む菓子問屋の子として生まれる。布袋尋常高等小学校高等科卒業後に家業を継ぎ、菓子の他にパンの製造と卸売を始め成功。やがて法華経の教えによる社会の救済を実践していた仏教感化救済会の活動に関わり、家業や蓄財のすべてを売り払って1928年、福岡県福岡市生の松原で看護師の妻とハンセン病療養所の運営を始める。また愛知県知多郡阿久比町で救済会が運営していた青少年更生保護施設の指導者となり、のち名古屋市内に孤児や虐待児童を預かる育児院を設立、1934年に仏教感化救済会を大乗報恩会と改組し、福祉活動を本格化させた。しかし1943年4月、反戦運動の疑いによる治安維持法違反容疑で修学は逮捕され58日間の勾留の末、大乗報恩会は昭徳会（現在の社会福祉法人昭徳会）と名称を変え、大日本帝国陸軍の坂井徳太郎中将が理事長として管理することになり、修学は釈放されるも団体から追放された。 終戦後、日蓮宗の僧侶となるべく修行に入り、日蓮宗京都本山妙伝寺で得度した修学は、日蓮宗大乗山法音寺を愛知県名古屋市昭和区駒方町に開山する。また昭徳会の理事長に復帰し、愛知県社会事業協会理事に就任、学校法人法音寺学園を設立。戦後日本の社会福祉のための人材育成を実現するため中部社会事業短期大学を創立、1957年に日本で最初の福祉専門大学となる4年制大学、日本福祉大学に改組発展させた。修学は日本福祉大学初代学長となり、日蓮宗権大僧正に昇叙。1961年、戦前戦後にわたる福祉活動に対し藍綬褒章が授与された。昭和36年（1962年）60歳で死去。没後に正六位勲五等瑞宝章が追与、日蓮宗大僧正の僧位が追贈された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「鈴木修学」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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