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金冠堂 : ミニ英和和英辞書
金冠堂[きんかんどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 
金冠 : [きんかん]
 (n) gold crown (tooth)
: [かんむり]
 【名詞】1. crown 2. diadem 3. first 4. best 5. peerless 6. cap 7. naming 8. designating 9. initiating on coming of age 10. top character radical, 11. corona, comb
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 

金冠堂 : ウィキペディア日本語版
金冠堂[きんかんどう]

株式会社金冠堂(きんかんどう)は、日本製薬会社で、本社は東京都世田谷区三軒茶屋一丁目34番14号にある。主力商品は外用薬の「キンカン」で、創業者は山崎栄二
社名の由来は1926年に朝鮮の慶州で発掘された古代新羅の王冠にちなんで名付けられた。当時山崎は京城(現:ソウル)に移住し研究をしていた。
== 歴史 ==
舞鶴の海兵団に入隊して、衛生兵として働いた山崎が除隊後、経験を活かし外用薬の研究を始めた。外用薬の研究を始めたきっかけは、姉の子供が大火傷で亡くなったことだと言われている。1925年に万能外用薬キンカンを発売、1930年に東京へ進出し合名会社金冠堂を設立、1936年に合資会社金冠堂、1943年には株式会社金冠堂に改組した。金冠堂の堂は土の部分に点があるのが正式な文字である。
キンカンは第二次世界大戦中に、火傷や外傷の救急薬として活用された。戦後は主に虫刺されや肩こりの効能を強調して販売を伸ばした。
1960年代にはCMソング「キンカンの唄」(唄:雪村いづみダークダックス、作詞:藤浦洸、作曲:服部正)を使ったテレビコマーシャルで商品認知度を上げた。
また、創業者であった山崎が民謡好きだったこともあって、1961年2月から1993年5月までフジテレビで放送していた視聴者参加の民謡による歌合戦番組『キンカン素人民謡名人戦』を一社提供。その後は『キンカン民謡セレクション』→『キンカンふるさと民謡めぐり』→『晴れたらイイねッ!Let'sコミミ隊』(日曜日7:00-7:30)と続き、45年7か月のも間キンカンの一社提供として放送していたが、2006年9月でこの枠から完全撤退したため、番組内のスポンサード枠でキンカンのCMをテレビで見ることはできなくなっていた。2007年4月より、日本テレビの『ザ・サンデー』で提供、CMを再開した。その後は『スッキリ!!』でも一部曜日に提供、CMを放送している。
なお、フジテレビでキンカンの一社提供番組を撤退したものの、毎年夏の時期に放送される『FNSの日』(一般的に『FNS26時間テレビ』や『FNS27時間テレビ』として知られる)では引き続きスポンサーに入っている。また、2009年4月からは『とくダネ!』の一部曜日にも提供を開始した。なお、その他の在京キー局や在阪局、在名局への提供番組は現在も見かけない。
1997年に販売会社として株式会社キンカンを設立、KinkanのKをあしらった近代的なデザインのロゴマークが登場する(金冠の漢字をあしらう老舗風のデザインも併用していた)。2006年にキンカン発売80周年を記念して、株式会社キンカンで使われていたロゴマークに統一された。
ムヒシリーズでおなじみの池田模範堂とは長年ライバル関係を持つ。
金冠堂は医薬品の製造事業のみを行う企業で、販売事業は同社の子会社である『株式会社キンカン』(1997年4月、金冠堂の販売部門を分社化)が行っている。なお、両社の本社・役員は共有する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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