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野尻湖 : ミニ英和和英辞書
野尻湖[のじりこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [しり]
 【名詞】 1. buttocks 2. bottom 
: [みずうみ]
 【名詞】 1. lake 

野尻湖 : ウィキペディア日本語版
野尻湖[のじりこ]

野尻湖(のじりこ)は、長野県上水内郡信濃町にある。古くは信濃尻湖(しなのじりこ)と呼ばれた。芙蓉湖(ふようこ)とも呼ばれる。ナウマンゾウ化石が出土する湖としても知られており、発掘調査が行われる。湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。天然湖で、妙高高原黒姫高原とともに妙高戸隠連山国立公園に指定されている。
== 地理 ==
東の斑尾山と西の黒姫山に挟まれた標高654メートルの高原に位置する。面積は4.56平方キロメートルで、長野県の天然湖としては諏訪湖に次いで2番目に大きい。水深は38.5メートルもあり、貯水量では諏訪湖を上回る。湖の水は池尻川を通じて流出し、関川へ合流して日本海に注ぐ。
成因には諸説が存在し、斑尾山の噴出物によってせき止められたという説と、黒姫山の噴火により発生した、池尻川泥流によりせき止められ、その後、湖の西側が隆起したと言う説がある〔大橋 良一:野尻湖の成因に就て 質学雑誌 Vol.16 (1909) No.193 P411-413〕〔立ヶ鼻遺跡 野尻湖仮想博物館〕。
野尻湖という名称は、古く信濃尻湖と呼ばれたものが変化したものであり、また湖の形状から芙蓉湖という別名が付けられた。以下に『角川日本地名大辞典』より引用する〔『角川地名大辞典 20 長野県』885ページ。〕。
1933年(昭和8年)4月付の「史蹟名勝天然紀念物調査報告 第拾四輯」に収録されている「名勝野尻湖」の項(八木貞助著)には以下のようにあるので引用する〔『長野県史蹟名勝天然紀念物調査報告 第四巻』219ページ。文中の「信濃尻」には片仮名で「シナノジリ」とルビが振られている。また、「通」の字は二点之繞(辶)である。〕。
1937年(昭和12年)発行の『高日本風光』には芙蓉湖のほか蓮湖とも呼ばれるとあるので以下に引用する〔『高日本風光 』243ページ。〕。
また、『信濃町誌』では芙蓉の「葉」に由来するとあるので当該部分を引用する〔『信濃町誌』23 - 24ページ。〕。
なお、野尻湖の西には「野尻」という地名があるが、これは山に囲まれた野尻湖で唯一西側のみが開けており、そこからまず「沼尻」という地名が生まれ、やがて野尻に変化したとされる〔『角川地名大辞典 20 長野県』884ページ。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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