翻訳と辞書
Words near each other
・ 配線
・ 配線図
・ 配線用差込接続器
・ 配線用遮断器
・ 配線略図
・ 配線部品
・ 配置
・ 配置、 形像、構造
・ 配置員
・ 配置図
配置状態関数
・ 配置異性体
・ 配置薬
・ 配置計画
・ 配置販売品目
・ 配置販売業
・ 配置販売業者
・ 配置転換
・ 配置間相互作用
・ 配置間相互作用法


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

配置状態関数 : ミニ英和和英辞書
配置状態関数[はいちじょうたいかんすう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はい]
  1. (n,vs) disposition 2. distribution 3. arrangement
配置 : [はいち]
  1. (n,vs) arrangement (of resources) 2. disposition 
: [じょう]
  1. (n,n-suf) shape 
状態 : [じょうたい]
 【名詞】 1. current status 2. condition 3. situation 4. circumstances 5. state 
: [たい, ざま]
 【名詞】 1. plight 2. state 3. appearance 
: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
関数 : [かんすう]
 (n) function (e.g., math, programming, programing)
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 

配置状態関数 : ウィキペディア日本語版
配置状態関数[はいちじょうたいかんすう]
量子化学において、配置状態関数(はいちじょうたいかんすう、、CSF)はスレイター行列式の対称性適応形の線形結合である。CSFは電子配置とは混同しがちだが、別物である。
==定義==
CSFは、系の波動関数 \Psiと同じ量子数を持つように構成される。
配置間相互作用では、波動関数はCSFの線形結合で表される。
: \Psi = \sum_k c_k \psi_k \
ここで\psi_kはCSFの組である。係数c_k\Psiの展開を用いてハミルトニアン行列を計算することで求められる。ハミルトニアン行列が対角化されている場合、固有ベクトルは展開係数に選ばれている。計算では、スレイター行列式だけでなくCSFも基底として用いられる。
原子構造においてCSFは、以下の演算子の固有状態である。
* 軌道角運動量演算子の二乗 \hat^2
* 軌道角運動量演算子のz成分 \hat _z
* スピン演算子の二乗 \hat^2
* スピン演算子の二乗 \hat _z
直鎖分子では、 \hat^2 は系のハミルトニアンと交換しない。よってCSFは \hat^2 の固有状態ではない。しかし軌道角運動量のz成分は良い量子数で、CSFは\hat_z, \hat^2, \hat _z の固有状態になるように構成される。非直鎖分子では、 \hat^2 \hat_z もハミルトニアンとは交換しない。この場合CSFは原子核骨格が属する点群の既約表現の一つの空間変換の特性を持つように構成される。
なぜならハミルトニアン演算子は同じように変換するからである。 \hat^2 \hat _z は有効な量子数で、CSFはこれらの演算子の固有関数になるように構成される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「配置状態関数」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.