翻訳と辞書
Words near each other
・ 遠山直景
・ 遠山直景 (左衛門大夫)
・ 遠山直次
・ 遠山直道
・ 遠山秀友
・ 遠山秀悟
・ 遠山竜介
・ 遠山綱景
・ 遠山美枝子
・ 遠山美都男
遠山茂樹
・ 遠山荘
・ 遠山裕
・ 遠山記念館
・ 遠山資尹
・ 遠山郁三
・ 遠山郷
・ 遠山里
・ 遠山重寛
・ 遠山金四郎


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

遠山茂樹 : ミニ英和和英辞書
遠山茂樹[とおやま しげき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (adj-no) distant 
遠山 : [とおやま]
 (n) distant mountain
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

遠山茂樹 : ウィキペディア日本語版
遠山茂樹[とおやま しげき]
遠山 茂樹(とおやま しげき、1914年2月23日 - 2011年8月31日)は、日本歴史学者。専門は日本近代史。横浜市立大学名誉教授。『遠山茂樹著作集』(全9巻、岩波書店刊)がある。
== 人物 ==
東京市京橋区(現東京都中央区)月島生まれ。1934年旧制浦和高等学校卒、38年東京帝国大学国史学科卒業、文部省維新史料編纂所、42年東京帝国大学史料編纂所に勤務。51-52年東京大学教職員組合委員長。56年東大を退職、57-60年千代田区史編纂委員、58年横浜市立大学文理学部教授、72-73年同附属図書館長。79年定年退官、専修大学法学部教授、81-86年横浜開港資料館初代館長。84年専修大を定年退職。〔『遠山茂樹著作集第九巻』附載年譜。〕
学生時代には羽仁五郎に傾倒、服部之総に学び、平野義太郎らに対する学問上の接近により新たな明治維新史の構想を纏めた〔遠山茂樹著作集第9巻月報9 松島栄一〕。 その後歴史学研究会に参加し唯物史観の代表的学者として活動した。死後、日本共産党は評価している。〔http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-09-19/2011091901_05_0.html〕
1955年出版の共著『昭和史』〔初版のはしがきには目的として「私たちの体験した国民生活の歩みを、政治、外交、経済の動きと関連させて、とらえようとしたものである。とりわけ執筆者が関心をそそいだのは、なぜ私たち国民が戦争にまきこまれ、おしながされたのか、なぜ国民の力でこれをふせぐことができなかったのか、という点にあった。かつて国民の力がやぶれざるをえなかった条件、これが現在とどれだけ異なっているかをあきらかにすることは、平和と民主主義をめざす努力に、ほんとうの方向と自信とをあたえることになるだろう。」と述べ、新版もこれを引き継いでいる。しかし、新版はほとんど書きあたらため、改訂の重点の第一は第一次世界戦争から書き始め、「戦争がなぜ起こったのか、国民の力がなぜ勝利しなかったのか」について考え、第二は「できるだけ史実を多く紹介」し、「支配層内の動きをあきらか」にし、「政治といわれるものの実体を理解」できるように書き直したと述べている。(遠山茂樹・今井清一・藤原彰『昭和史』 岩波書店〈岩波新書(青版)355 1959年〉 はしがきのⅰ-ⅱページ)〕はベストセラーになるが、その記述を巡り亀井勝一郎と有名な「昭和史論争」に発展した。
2011年8月31日、老衰のため死去。97歳没〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「遠山茂樹」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.