翻訳と辞書
Words near each other
・ 負性
・ 負性インピーダンス
・ 負性抵抗
・ 負惜しみ
・ 負所
・ 負担
・ 負担能力
・ 負担重量
・ 負数
・ 負極
負温度
・ 負犬の唄
・ 負相関
・ 負相関交さ抵抗性
・ 負相関交さ耐性
・ 負符号
・ 負芻
・ 負荷
・ 負荷(ストレス)心エコー法
・ 負荷インピーダンス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

負温度 : ミニ英和和英辞書
負温度[ふおんど]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

温度 : [おんど]
 temperature
: [ど]
  1. (n,n-suf) (1) degree (angle, temperature, scale,  2. (2) counter for occurrences 3. times 4. (3) strength (of alcohol) 5. (4) (uk) (pref) very 6. totally 

負温度 : ウィキペディア日本語版
負温度[ふおんど]

負温度(ふおんど)とは、統計力学において熱平衡状態で絶対温度が負となっていること、またその際の温度を指す。。
直観とは逆にこれは極めて冷たいことを示すのではなく、いかなる正の絶対温度よりも熱いことを示している。何故なら反転分布のエネルギー係数は −1/Temperature となるからである。この文脈では -0度は他のどの負温度よりも最も高い温度である。
== 正の温度との関係 ==
カノニカル分布で考えると、このような系はエネルギーの低い状態よりもエネルギーの高い状態の方により高い確率でなるので、通常の正の温度の系(エネルギーの高い状態よりもエネルギーの低い状態の方をより高い確率でなる)と触れていると、負の温度の系から正の温度の系に熱が流れていく。
また、絶対温度Tが±∞においては、どのようなエネルギーの状態も等確率で出現するが、Tが負の側から0に近づいていけばいくほど、系はほぼ確実に最もエネルギーの高い状態を取るようになっていくので、負の温度領域においては温度の絶対値を下げるために外部から熱を流入させる必要がある。
つまり負の温度というのはいかなる正の温度よりも高い温度であり、その絶対値が小さくなればなるほど系はより高温となっていく。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「負温度」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.