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詰襟 : ウィキペディア日本語版
詰襟[つめえり]

詰襟(つめえり)とは、衣服から垂直に立ち、のまわりを筒状に覆うようになっており、襟の前をホックや紐などで締めて着用するタイプのをいう(⇔「開襟」)。襟の仕立て方によって立襟折襟に大別される。
== 歴史 ==
詰襟はもともと、近世以来の欧州で、軍人官僚などの制服として広く用いられた。また、満洲民族もその民族衣装の旗袍で詰襟を用いていた。そのもともとの機能は、頚部の保護ないし保温ではなかったかと思われる。縄などで首を絞められた場合や刃物による頸部攻撃に対して、詰襟は防御に効果的であるからである。
日本でも明治初期に、欧州から詰襟の洋服が導入され、ひろく軍人官吏警察官鉄道員教員などの制服として採用された。だが、まず1938年昭和13年)に陸軍軍服折襟(将校は立折襟)のものに変更され、その他はいずれも日本の敗戦をおもな契機として、海上自衛隊の夏服を除き背広型に変更された。社会人が着用した詰襟として最も遅くまで残っていたのは、関西地区の鉄道員であろうが、これも1980年代はじめごろまでには背広型に変更された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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