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褐色の家 : ミニ英和和英辞書
褐色の家[かっしょく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

褐色 : [かっしょく]
 【名詞】 1. brown 
: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

褐色の家 ( リダイレクト:褐色館 ) : ウィキペディア日本語版
褐色館[かっしょくかん]

褐色館()は、国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP, ナチ党)の党本部として使用された建物である。ミュンヘンの45番地(Brienner Straße 45)にあった。
== 歴史 ==

褐色館はとの間に位置する。長年ドイツで暮らしていた英国人実業家のウィリー・バーロウ(Willy Barlow)の注文を受け、1828年にフランス人建築家のがビーダーマイヤー様式の住宅として建築した。NSDAPが購入する以前は「バーロウ宮殿」(Palais Barlow)や「大邸宅」(Adelspalais)という通称で知られていた。
1930年5月26日、NSDAPは805,864金マルクを支払ってバーロウの未亡人から「バーロウ宮殿」を買い取り、「褐色館」という新たな名称を与えた。当時、NSDAPはシェリング大通り50番地(Schellingstraße 50)に本部を設置していたが、党の拡大に伴い手狭になってきた為、より大きな建物を探していたのである。購入資金は実業家が提供した。
大規模な改装工事はミュンヘン出身の建築家によって行われ、またNSDAP指導者アドルフ・ヒトラー自身のアイデアもいくらか取り入れられている。1931年までに党本部機能の全てが褐色館へ移動した。
褐色館内のヒトラーの執務室には、彼が尊敬する米国人実業家ヘンリー・フォードの肖像画が飾られていたという。また、NSDAPにおける事実上のレガリアとされていた、ミュンヘン一揆の時に銃撃で死亡した党員の血がついた党旗『』が保管されていた。
1943年から1945年にかけての空襲により破壊され(この時『血染めの党旗』も焼失したと思われる)、1947年には瓦礫なども撤去された。その後、跡地には2012年まで何も建てられることは無かった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「褐色館」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Brown House, Munich 」があります。




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