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蚊火 : ミニ英和和英辞書
蚊火[か]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
 【名詞】 1. mosquito 
: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 

蚊火 ( リダイレクト:蚊遣り具 ) : ウィキペディア日本語版
蚊遣り具[かやりぐ]
蚊遣り具(蚊遣具:かやりぐ)とは、山仕事農作業草刈りの際にブヨなどから身を守るための携帯型又は定置型の防虫道具である〔蚊遣り具 『みんぱく e-news』、2006年8月16日刊行、加藤謙一、国立民族学博物館〕〔第1回 絵から見えてくるもの-シカブ(シカビ)・田植- 富山市民俗民芸村|民俗資料館|民俗資料館だより〕。現代では使われない日本独特の道具とされる〔。また、蚊取線香などの灰皿(受け皿)である蚊遣器(かやりき)とは異なるものである〔収蔵庫I - 壁面ケース(ランプ形土器) 金沢市立埋蔵文化財収蔵庫ホームページ〕〔館所蔵のシカブ 富山市民俗民芸村|民俗資料館|民俗資料館だより〕。
ブヨなどの害虫が身体に寄ってくるのを防ぐ目的に、木綿ヨモギ、スベ(わらしべ)、わらびのほどろ、がら、ボロヒエぬか毛髪4.防除作業用具 香川県農業試験場 農業資料館〕などを苞(わらづと)の中に入れ、腰に下げ、先端に火をつけ、煙で虫を寄せ付けない道具である〔。蚊遣り具の形状には苞状、棒状、縄状などがある〔。蚊遣り具の使用法には定置と携帯があり、定置の場合は、棒などに吊り畑のなどに立てておく〔。また、携帯する際は、服に火がつかないように、服と蚊遣り具の間に木やを挟むなどの工夫をしていたという〔。
蚊遣り具は日本全国の山村地方に分布した〔。全国的には「かび(蚊火)」、「カベ」と呼ばれることが多かった〔。
18世紀江戸時代)に描かれた『富山藩領山方絵巻』には、農民が田植えにて“蚊遣り具”を用いている様子が描かれている〔「富山藩領山方絵巻」 (伝 木村立嶽1853年嘉永6年)年以降、富山市郷土博物館所蔵) - 富山市民俗民芸村|民俗資料館|民俗資料館だより〕。
なお、蚊火や蚊遣火(かやりび)は夏の季語である〔季語・蚊遣火 季語と歳時記 | 5000季語の検索サイト - NPO法人季語と歳時記の会〕。
== 注釈 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蚊遣り具」の詳細全文を読む




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