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藤原保輔 : ミニ英和和英辞書
藤原保輔[ふじわら の やすすけ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [ほ]
  1. (n,vs) guarantee 

藤原保輔 : ウィキペディア日本語版
藤原保輔[ふじわら の やすすけ]
藤原 保輔(ふじわら の やすすけ、生年不詳 - 永延2年6月17日988年8月7日))は、平安時代中期の官人盗賊藤原南家右京大夫藤原致忠の子。官位正五位下右京亮
== 経歴 ==
官人として右兵衛尉右馬助・右京亮を歴任したが、盗賊として有名で、『尊卑分脈』でも「強盗の張本、本朝第一の武略、追討の宣旨を蒙ること十五度」と記されている。
寛和元年(985年)、源雅信土御門殿で開かれた大饗において、藤原季孝に対する傷害事件を起こす。さらに、以前兄藤原斉明を追捕した検非違使源忠良を射たり、永延2年(988年)閏5月には藤原景斉茜是茂の屋敷への強盗を行うなどの罪を重ねた。これらの罪状により、保輔に対する捜索は続けられ、朝廷より保輔を追捕した者には恩賞を与えると発表され、さらには父・致忠が検非違使に連行・監禁された。この状況に危機感を持った保輔は同年6月14日に北花園寺で剃髪・出家したが、まもなく以前の手下であった足羽忠信によって捕らえられた。なお、逮捕の際、保輔は自らの腹部を刀で傷つけ腸を引きずり出して自害を図り、翌日その傷がもとで獄中で没したという〔『続古事談』5〕。なお、これは記録に残る日本最古の切腹の事例で、以降武士自殺の手段として切腹が用いられるようになったという〔仲井克己「藤原保輔」『平安時代史事典』角川書店、1994年、2203頁〕。
後世『今昔物語集』などに見える盗賊の袴垂(はかまだれ)と同一視され、袴垂保輔という伝説的人物となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤原保輔」の詳細全文を読む




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