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蕗ノ台駅 : ミニ英和和英辞書
蕗ノ台駅[ふきのだいえき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふき]
 (n) butterbur (Petasites japonicus)
: [だい]
  1. (n,n-suf) (1) stand 2. rack 3. table 4. (2) support 5. (3) belt 6. (4) counter for machines, incl. vehicles 
: [えき]
 【名詞】 1. station 

蕗ノ台駅 : ウィキペディア日本語版
蕗ノ台駅[ふきのだいえき]

蕗ノ台駅(ふきのだいえき)は、北海道空知支庁雨竜郡幌加内町字蕗ノ台にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。電報略号フキ。利用者減少により1990年平成2年)3月10日に廃駅となった。
== 概要 ==
この地は北海道大学農学部演習林と国有林の境界の国有林側にあたり〔『旭川営林局史 第一巻』 1960年12月発行、P476。〕、北海道庁が定めた植民地域からも外れていて、1929年(昭和4年)頃からの林業関係者の出入りが見られるだけの地域であった〔新幌加内町史 2008年3月発行、P225-228。〕。当駅は隣の白樺駅と同様に森林資源の搬出が目的で開設されたとみられる〔。駅開設後も林業関係者のみが作業のために一時的に定住していたにすぎなかった〔。この地に開拓植民が行われたのは戦後間もない1946年(昭和21年)で、終戦に伴う緊急開拓政策の一環として、軍需産業から平和産業へ移行するにあたって人員削減の対象となった室蘭の日本製鋼所従業員家族の団体が、幌加内村から指定されて入植した〔。人口は1950年(昭和25年)の統計では167人であった〔。気象条件の激しさと農業に慣れていない者が多かったために農業収穫が悪く、1955年(昭和30年)頃から団体で内紛が表面化したこともあり、脱落離村が徐々に広がって人口が減っていった〔。一時期は当地に駐在する林業関係者により、隣の白樺駅と同程度の木材搬出があって、幌加内村内では朱鞠内駅に次ぐ貨物出荷量を誇ったが、その後農林産物の搬出や乗降客が激減してほとんど無くなった当駅は、1964年(昭和39年)に無人駅になった〔。さらに1972年(昭和47年)の夏、最後まで残っていた家族の離村によりこの地は無人地帯となった〔。
1977年昭和52年)から冬季休止の駅となり、1979年(昭和54年)までは翌年の3月31日、1980年(昭和55年)からは翌年の4月20日まで休止となった。晩年は臨時駅に降格となり、冬季休業中の1990年(平成2年)3月10日雨煙別駅政和温泉駅白樺駅と共に廃駅となった。
廃止時点まで、毎年12月1日 - 4月30日(1987年(昭和62年)までは4月20日)の間は全列車が通過していた上、白樺駅と共に冬眠する駅として有名だった。昭和30年代には電報取扱駅であったこともある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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