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荒汐部屋 : ミニ英和和英辞書
荒汐部屋[あらしおべや]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

部屋 : [へや]
 【名詞】 1. (1) room 2. (2) sumo stable 

荒汐部屋 : ウィキペディア日本語版
荒汐部屋[あらしおべや]

荒汐部屋(あらしおべや)は、日本相撲協会の所属で時津風一門の相撲部屋。
==歴史==
1987年(昭和62年)1月場所限りで引退し、以降は時津風部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たっていた年寄・8代荒汐(元小結・大豊)が、2002年(平成14年)6月1日付で時津風部屋から分家独立して荒汐部屋を創設した。
一時期は弟子が1人となり部屋存続の危機を迎えたが、中国内モンゴル自治区から蒼国来をスカウトし、また8代荒汐夫人がウェブサイトを通して部屋の飾らない日常を報じてアピールに努めたことにより弟子の人数が増加して、現在では12人の力士が在籍している。実際に弟子の過半数が荒汐部屋の公式ウェブサイトを見て入門を決めており、入門者不足に悩む角界におけるスカウトの成功例としてマスコミにも取り上げられて注目されている。
2010年1月場所において蒼国来が新十両へ昇進し、創設から7年半にして部屋史上初となる関取が誕生したものの、2011年に発覚した大相撲八百長問題において蒼国来が八百長に関与したとされて、同年4月11日に日本相撲協会から蒼国来が解雇処分を受け、師匠である8代荒汐も監督責任として委員から主任への降格処分を受けた。しかし、蒼国来は同年4月22日に幕内力士としての地位保全などを求める仮処分申請を東京地方裁判所にて行った後、同年6月17日には日本相撲協会に対して幕内力士としての地位確認を求める訴訟を東京地方裁判所に起こし、同年6月28日には荒汐部屋関係者が日本相撲協会に対して蒼国来の幕内力士としての地位確認などを求める訴訟を東京地方裁判所に起こした〔“荒汐部屋の関係者”が相撲協会を訴える 2011年6月28日 スポーツ報知〕。その後、2年近くにわたる裁判の結果、2013年3月25日に東京地裁は蒼国来の解雇を不当とする判決を出し〔蒼国来が八百長問題勝訴、解雇は不当 現役復帰確実に スポニチアネックス 2013年3月26日〕、同年4月3日に日本相撲協会が控訴を断念したことで蒼国来の勝訴が確定したことにより、同年7月場所から蒼国来が幕内力士として復帰することが決定し〔蒼国来、現役に復帰=相撲協会が控訴断念 時事ドットコム 2013年4月3日〕、同時に8代荒汐の降格処分も取り消された。なお、荒汐部屋はこの蒼国来の地位確認訴訟に関する記録を『蒼国来の二年の闘い - 全記録 : 平成二三年四月十一日 - 二五年四月三日』と題した資料として編纂し、2013年4月に国立国会図書館へ寄贈している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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