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范成大 : ウィキペディア日本語版
范成大[はん せいだい]

范 成大(はん せいだい、1126年 - 1193年)は、中国・南宋の政治家、詩人。字は致能、石湖居士と号した。南宋四大家の一人。
== 略伝 ==
呉都(江蘇省蘇州)の出身。1154年進士に及第し、戸曹監和済局の官を振り出しに、著作佐郎をへて吏部郎官となったが、一時退官する。知処州に返り咲いた時、税法の弊害を除くために義役の法を改めたことで認められ、礼部員外郎に崇政殿学士を兼ねた。中央にあっては、刑法・盬法・馬政を改良し、饑民を救済する。へ赴任した際は西南の吐蕃を防ぐため、城柵を増築、兵数千を増加し、敵を離間するなど、軍政上も功績を残した。国信使として金国に出たときは、金の朝廷の威嚇に屈せず宋朝の威信を保ち、臣節を全うして帰国する。中書舎人となり、広西へ経略按撫使兼副知静江府として出て、中央にもどって敷文閣侍制となるが、すぐに四川の制置使とされる。中央にもどり権吏部尚書となり、参知政事となったが、まもなく2度目の隠退をする。そして明州の知を命じられ、端明殿学士をへて、一時は金陵(南京)に駐留し、資政殿学士となったが病気を理由に故郷に退き、そこで没する。崇国公に追封され、文穆とされた。
范成大は人物鑑識に明察があり、有能な者を抜擢してことごとく幕下におき、小さな欠点にこだわらず長所を大いに用いたので、配下からは二府の大臣に至った者が輩出したという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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