翻訳と辞書
Words near each other
・ 芥川 (大阪府)
・ 芥川也寸志
・ 芥川仁
・ 芥川作曲賞
・ 芥川保志
・ 芥川城
・ 芥川孫十郎
・ 芥川宿
・ 芥川山城
・ 芥川愛加
芥川文
・ 芥川文雄
・ 芥川村
・ 芥川比呂志
・ 芥川清五郎
・ 芥川澄夫
・ 芥川瑠璃子
・ 芥川町
・ 芥川竜之介
・ 芥川緑地資料館


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

芥川文 : ミニ英和和英辞書
芥川文[あくたがわ ふみ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あくた, ごみ]
 【名詞】 1. (uk) rubbish 2. trash 3. garbage 4. refuse
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 

芥川文 : ウィキペディア日本語版
芥川文[あくたがわ ふみ]

芥川 文(あくたがわ ふみ、1900年7月8日 - 1968年9月11日)は、作家芥川龍之介の妻。旧姓:塚本。俳優芥川比呂志(長男)と作曲家芥川也寸志(三男)の母。次男・芥川多加志は父・龍之介に似て最も文学志向が強かったが、第二次世界大戦で戦死した。
== 来歴・人物 ==
東京府生まれ。海軍少佐塚本善五郎の娘。1904年5月5日、旅順港近海で戦艦初瀬」に第一艦隊第一戦隊先任参謀として乗艦していた父が「初瀬」沈没時に戦死〔#海軍兵学校物語p.73〕。葬儀に参加した東郷平八郎連合艦隊司令長官は文を抱き上げ、秋山真之参謀はピアノを練習するよう薦めた〔。一家の大黒柱を失った母は、実家である山本家に寄寓する。このとき、母の末弟・山本喜誉司東京府立第三中学校以来の親友・芥川龍之介と知り合う。芥川が彼女へ送った恋文は有名。
1916年12月、龍之介と縁談契約書を交わす。1918年2月、跡見女学校在学中に龍之介と結婚する。龍之介の海軍機関学校赴任に伴い、鎌倉市で新婚生活を送る。
龍之介の作品には『子供の病気』(『局外』1923年8月)、『死後』(『改造1925年9月)、『年末の一日』(『新潮1926年1月)、『身のまはり』(『サンデー毎日』1926年1月)、『本所両国』(『東京日日新聞夕刊1927年5月6日 - 5月22日)、『蜃気楼』(『婦人公論』1927年3月)、『或阿呆の一生』(『改造』1927年10月)、『歯車』(『文藝春秋』1927年10月)、『鵠沼雑記』(遺稿)に登場している。
1927年7月24日、龍之介が服毒自殺する。
1941年、三男・也寸志が東京音楽学校予科作曲部を目指して音楽の勉強を始めた時は、也寸志のために自らのダイヤの指環を売り払ってピアノの購入費に充てた。
1945年4月13日、学徒兵として出征していた次男・多加志がビルマのヤメセン地区で戦死する。
1968年9月11日、調布市入間町の三男・也寸志邸にて心筋梗塞のため死去した。
死後の1975年筑摩書房から『追想芥川龍之介』(中野妙子筆録)が刊行された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「芥川文」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.