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舞姫 : ミニ英和和英辞書
舞姫[まいひめ]
【名詞】 1. (temple) dance 
===========================
: [まい]
 【名詞】 1. dancing 2. dance 
舞姫 : [まいひめ]
 【名詞】 1. (temple) dance 
: [ひめ]
 【名詞】 1. princess 2. young lady of noble birth 
舞姫 : ウィキペディア日本語版
舞姫[まいひめ]

舞姫』(まいひめ)は、森鴎外短編小説1890年(明治23年)、民友社社長の徳富蘇峰の依頼を受け執筆し『国民之友』に発表。
森鴎外が1884年から4年間ドイツへ医学を学ぶために留学した時の体験を下敷きにして執筆された。主人公の手記の形をとり、その体験を綴る。高雅な文体と浪漫的な内容で初期の代表作。本作、『うたかたの記』、『文づかひ』の三作品を独逸三部作〔ISBN 978-4870881501〕あるいは浪漫三部作と呼ぶことがある〔三作とも文語体。『舞姫』には井上靖による口語訳森 2006aがある。〕。この作品を巡り石橋忍月との間で論争(舞姫論争)が起こった。なお、主人公には作者森鴎外といくつかの類似点がある。「#太田豊太郎のモデル」も参照
== あらすじ ==
時は19世紀末。主人公でドイツ帝国に留学した官吏・太田豊太郎が帰国途上の船内客室で、回想録の形で綴る。書き出したのはサイゴン寄港・停泊中。
太田は下宿に帰る途中、クロステル通りの教会〔豊太郎が散歩した「獣苑」はベルリンの都市公園ティアガルテン(Tiergarten)(:de:Berlin-Tiergarten)を指す。クロステル巷(Klosterstraße)の古寺をマリエン教会(Marienkirche)とする説がある。〕の前で涙に暮れる美少女エリスと出会い、心を奪われる。父の葬儀代を工面してやり、以後交際を続けるが、仲間の讒言によって豊太郎は免職される。
その後豊太郎はエリスと同棲し、生活費を工面するため、新聞社のドイツ駐在通信員という職を得た。エリスはやがて豊太郎の子を身篭る。友人である相沢謙吉の紹介で大臣のロシア訪問に随行し、信頼を得ることができた。復職のめども立ち、また相沢の忠告もあり、豊太郎は日本へ帰国することを約する。
しかし、豊太郎の帰国を心配するエリスに、彼は真実を告げられず、その心労で人事不省に陥る。その間に、相沢から事態を知らされたエリスは、衝撃の余り発狂し、パラノイアと診断された〔初出(『国民之友』)等では「ブリヨオトジン」(独:Blödsinn、痴呆)。〕。治癒の望みが無いと告げられたエリスに後ろ髪を引かれつつ、豊太郎は日本に帰国する。「相沢謙吉が如き良友は、世にまた得がたかるべし。されど我が脳裡に一点の彼を憎む心、今日までも残れりけり。」 ……豊太郎の心からの呟きであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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