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胡風 : ウィキペディア日本語版
胡風[こ ふう]

胡 風(こ ふう、フー・フォン)は中国の文芸理論家、文学評論家、翻訳家、詩人。原名は張光人、筆名に谷非、高荒、張果などがある。魯迅との親交もあった。
左翼作家として知られ、七月派と呼ばれる作家集団を作った。1955年、共産主義に反したとして仲間と共に逮捕され、1965年まで投獄される。一度は解放されるが1965年に懲役14年の判決が下り、1979年1月まで投獄される。1985年6月8日、死去〔李輝著、千野拓政ら訳『囚われた文学者たち』(下) 1996年、ISBN 4-00-024103-6、巻末29関連年表〕。
==生涯==

===日中戦争終結まで===
1925年清華大学英文科に入学、1929年日本に留学、東亜高等予備校で学び、1931年慶應義塾大学文学部英文科に入学。プロレタリア科学研究所芸術部会に参加した。また、中国左翼作家連盟(左連)東京支部に参加した〔。
1933年、反日運動のかどで逮捕、中国に強制送還された。上海で左連宣伝部長に就いた。1935年、秘密出版された雑誌『木屑文叢』に小説を発表、ソ連の社会主義現実主義理論を紹介した。
1936年、共同編集で雑誌『海燕』を刊行、そこで翻訳短編小説集『山霊』を発表し、朝鮮や台湾における反植民地闘争の様子を紹介した。
1937年7月、日中戦争が勃発した。それを受けて9月、戦下の上海で『七月』を創刊、『七月詩叢』や『七月文叢』と呼ばれる作品を発表した。
1938年3月27日中華全国文芸界抗敵協会が作られ常務委員に就任、10月に武漢に移り、さらに12月、重慶に移って復旦大学教授を兼ねた。詩集『為祖国而歌』、エッセー集『棘原草』、文芸批評論文集『剣·文芸·人民』、『論民族形式問題』、訳文集『人与文学』などを発表した。1945年、同人誌『希望』を創刊。文芸批評論文集『為了明天』(明日のために)を発表した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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