翻訳と辞書
Words near each other
・ 美濃電気軌道
・ 美濃電気軌道1形電車
・ 美濃電気軌道D1形電車
・ 美濃電気軌道DB500形電車
・ 美濃電気軌道DB505形電車
・ 美濃電気軌道セミシ64形電車
・ 美濃電気軌道セミシ67形電車
・ 美濃電気軌道セミボ510形電車
・ 美濃電気軌道デワ600形電車
・ 美濃電気軌道笠松線
美濃電気鉄道
・ 美濃青柳駅
・ 美濃飛騨信濃按察使
・ 美濃駅
・ 美濃高原
・ 美濃高松藩
・ 美濃高田停車場
・ 美濃高田停車場線
・ 美濃高田駅
・ 美濃鷹司家


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

美濃電気鉄道 : ミニ英和和英辞書
美濃電気鉄道[みの]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 
: [のう]
  1. (pref) dark 2. thick
電気 : [でんき]
 【名詞】 1. electricity 2. (electric) light 
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 

美濃電気鉄道 ( リダイレクト:美濃電気軌道 ) : ウィキペディア日本語版
美濃電気軌道[みのでんききどう]
美濃電気軌道(みのでんききどう)は、かつて岐阜県一帯に鉄道路線路面電車(軌道)路線を有していた会社。通称は美濃電
後の名鉄名古屋本線笠松駅以北(現存)と、岐阜市内線揖斐線高富線鏡島線美濃町線(いずれも、昭和30年代から2005年(平成17年)までに廃止)を運営したが、1930年(昭和5年)に岐阜進出を図る(旧)名古屋鉄道(なお、この後一旦名岐鉄道へ改称し、1935年(昭和10年)に愛知電気鉄道との合併で、現在の名古屋鉄道になる)へ合併された。
== 概要 ==
岐阜市の箕浦宗吉などといった52名の資本家によって創設され、1911年(明治44年)に岐阜停車場前(柳ヶ瀬、後の岐阜駅前駅) - 今小町間で後の岐阜市内線に当たる路線を開業させたのを皮切りにして、順次路線を延伸する。1914年(大正3年)には、初の郊外路線でもある笠松線(後の名古屋本線)を部分開業させた。
1915年(大正4年)には後の高富線である長良軽便鉄道の路線と接続し、連絡運輸を行うようになったが、1920年(大正9年)には同社を合併、本格的に直通運転を行うようにした。なお、後の揖斐線を経営していた岐北軽便鉄道も1921年(大正10年)には合併しているが、こちらとの直通運転は美濃電が名鉄に合併された後の1967年(昭和42年)まで実現しなかった。
その頃、(旧)名古屋鉄道はそれまでの本業であった市内線名古屋市へ譲渡)を失い、一宮線(廃線)・犬山線津島線などといった郊外路線のみの営業となっていたため、新たな活路を見出そうと、名古屋岐阜という2つの県庁所在都市を結ぶ路線(今の名古屋本線)を敷設することを目論んだ。
その過程において、新岐阜駅〔後の新岐阜駅(現・名鉄岐阜駅)は当初長住町駅と呼ばれていた2代目で、美濃電気軌道が開業した初代新岐阜駅は鉄道省東海道本線岐阜駅に併設する位置に存在した。〕 - 笠松駅〔現在の笠松駅は1935年(昭和10年)に開業した4代目で、初代笠松駅(開業当初は笠松口駅)は現在地より南寄りの旧線に位置した。〕に笠松線を有していた美濃電を買収し、新線建設に際して同社の保有路線を用いるのが効率的であったことと、中部圏における自主的な私鉄統合の流れによって、1930年(昭和5年)に名古屋鉄道へ美濃電は買収された。その直後、名古屋鉄道は社名を名岐鉄道と改称し、1935年(昭和10年)には木曽川橋梁を完成させ、名岐間の直通路線を実現した(実現まもなく、名岐鉄道と愛知電気鉄道の合併があった)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「美濃電気軌道」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.