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緊急即応連隊 : ミニ英和和英辞書
緊急即応連隊[きんきゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

緊急 : [きんきゅう]
  1. (adj-na,n) urgent 2. pressing 3. emergency 
: [きゅう]
  1. (adj-na,n) (1) urgent 2. sudden 3. (2) steep 
即応 : [そくおう]
  1. (n,vs) compliance 2. conformance 3. adaptation
: [むらじ, れん]
 【名詞】 1. party 2. company 3. group 
連隊 : [れんたい]
 【名詞】 1. regiment 
: [たい]
 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps

緊急即応連隊 ( リダイレクト:中央即応連隊 ) : ウィキペディア日本語版
中央即応連隊[ちゅうおうそくおうれんたい]

中央即応連隊(ちゅうおうそくおうれんたい、JGSDF Central Readiness Regiment (Light) :CRR)は、栃木県宇都宮市宇都宮駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊中央即応集団隷下の連隊である。略称はCRRまたは中即連(ちゅうそくれん)、部隊のシンボルマークに紋を掲げる。
海外派遣や国内の有事における緊急展開部隊であり、編成等も含めアメリカ陸軍第75レンジャー連隊とよく似ているが、第75レンジャー連隊のように空挺資格レンジャー資格の保有者のみで構成された部隊ではない。
任務の特性上他の部隊よりも射撃訓練を重視しており、日本一実弾を使う部隊とも言われている〔下野新聞 企画「明日どこへ⑤」2008年9月12日 〕。また、この部隊が宇都宮駐屯地の警衛隊として上番している際には、他部隊と異なり完全武装の状態で駐屯地正門等の警備にあたっている姿が確認できる。
== 概要 ==
中央即応集団の主幹部隊とされており、災害テロゲリラ攻撃といった緊急事態においては方面隊の増援部隊として迅速に行動・対処し、国際平和協力活動等においては先遣部隊等として活動する部隊である。
当初は、中央即応集団の創設までに「緊急即応連隊」との名称で1,100人規模の部隊として発足する予定であったが〔共同通信 2004/11/08 〕、人員の確保に困窮し計画が先送りされた。その後、名称は「中央即応連隊」へと変更され、構成隊員は全国から選抜されると発表された。そして、2008年(平成20年)3月26日宇都宮駐屯地に新編された。
部隊の規模は約700名で、連隊本部及び本部管理中隊(合わせて約280人)と3個普通科中隊(1個普通科中隊は約140名)で構成されている〔中央即応連隊公式サイト 編成 〕。構成隊員は選抜制ではなく志願制を取っており〔SATマガジン2010年9月号〕、平均年齢は31歳。レンジャー空挺など特殊技能を習得した隊員は全体の三割を占めている〔下野新聞 企画「明日どこへ⑥」2008年9月13日 〕。本部管理中隊には情報小隊、対戦車小隊、重迫撃砲小隊、各普通科中隊には狙撃班が編成されている。
海外派遣の際には先遣隊となる事から、軽装甲機動車96式装輪装甲車輸送防護車といった装輪装甲車や、防弾仕様に改良した高機動車73式大型トラックなど車両約100両が導入されているほか、宿営地造成に使う施設器材など海外活動用の各種装備品も保有している。
部隊が所在する宇都宮駐屯地は、同じく栃木県宇都宮市に所在する北宇都宮駐屯地(1,700mの滑走路を有す宇都宮飛行場と共用)との距離が近く、C-1輸送機C-130輸送機、あるいは北宇都宮駐屯地に常駐しているヘリコプターの活用も可能である。
この部隊の個人装備の特徴として、全隊員が左肩にL.E.M.サプライ製の上腕ポケットを装着(2009年~)していることや89式小銃バイポッドを式典時を含めて取り外していること、対人狙撃銃迷彩塗装を施し使用していること(銃への塗装は自衛隊では非常に珍しい)、大半の隊員が9mm拳銃を装備すること〔警務官の標準装備の他、他の部隊では基本的に中隊長以上の指揮官職が携行〕などが上げられる。また、陸上自衛隊で初めて砂漠迷彩の戦闘服を使用した部隊でもある〔中央即応集団公式サイト フォトギャラリー 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中央即応連隊」の詳細全文を読む




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