翻訳と辞書
Words near each other
・ 突入電流
・ 突出
・ 突出(主として腰部や眼球の突出)
・ 突出(症)、 降起
・ 突出し
・ 突出す
・ 突出型アデノイド、アデノイド(腺様)増殖(症)
・ 突出歯
・ 突出物
・ 突利可汗
突厥
・ 突厥人
・ 突厥文字
・ 突厥碑文
・ 突厥語
・ 突厥諸語
・ 突哨山
・ 突堤
・ 突如
・ 突如異変


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

突厥 : ウィキペディア日本語版
突厥[とっけつ]

突厥(とっけつ、とっくつ〔宮崎市定は「とっくつ」と読むべきだと主張した。伝統的に「突厥」の「厥」はクツと読む。『大漢和辞典』は両音を載せる〕、拼音:Tūjué、古テュルク語10px10px10px10px【Türük】〔バイン・ツォクト碑文(トニュクク碑文)〕、10px10px10px10px【Türük】〔ホショ・ツァイダム碑文〕、トルコ語:Göktürk【ギョクテュルク】)は、6世紀中央ユーラシアに存在したテュルク系遊牧国家。もともとはジュンガル盆地北部からトルファン北方の山麓にかけて住んでいた部族〔『突厥与回紇史』、『回紇史』参照〕で、柔然の隷属の下でアルタイ山脈の南麓へ移住させられ鍛鉄奴隷として鉄工に従事した〔『突厥与回紇史』、『勅勒与柔然』参照〕が、552年に柔然から独立すると、部族連合である突厥可汗国(突厥帝国などと呼ばれることもある)を建て、中央ユーラシアの覇者となる。582年には内紛によって東西に分裂した。
== 名称 ==

===原音===
中国史書の伝える“突厥”という語については、これまで“Türk(テュルク)”にモンゴル語複数語尾である-üd(-üt)が付いた形“Türküt(テュルキュト)”の漢字音写であるとする説〔ドイツヨーゼフ・マルクァルト(Josef Marquart)、フランスポール・ペリオ(Paul Pelliot)の説。Pelliot,P;L'origine de T'ou-kiue,nom chinois des Turks,T'oung Pao,XVI,1915.〕が有力であった。しかし、近年になってから“突厥”という語は単純に“Türk”という音そのものを写した漢字であるという説〔エドウィン・プリーブランク(E.G.Pulleyblank)の説。Pulleyblank,E.G.;The Chinese Name for the Turks,Journal of the American Oriental Society,85-2,1965.〕が支持されるようになってきた〔平凡社、1972〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「突厥」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.