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禁色 : ミニ英和和英辞書
禁色[きんじき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きん]
 【名詞】 1. ban (e.g., on smoking) 2. prohibition
: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 

禁色 : ウィキペディア日本語版
禁色[きんじき]

禁色(きんじき)とは、日本朝廷において、官人官位等に応じて禁じられた服装である。特定ののほか、地質等にも及んだ。平安時代9世紀半ば以降、特定の官人に上位の衣服を許す「禁色勅許」が出されるようになり、特権として重視された。逆に誰でも使用できる色のことを「ゆるし色」と言った。
==位色と禁色==


8世紀初頭に制定された律令制では、「衣服令」において、位階に応じたの色(位色(いしき)、当色(とうじき)とも)が定められ、また、服色の順位が定められて、位色以上の色を用いることが禁じられた。服色の順位は、黄丹蘇芳黄橡葡萄(以下略)となっていた。これに対し、位色は親王諸王および諸臣三位以上が紫、諸臣四位五位が緋、六位七位が緑、八位初位が縹であったので、それぞれ位色より上の色は禁色となった。また黄丹皇太子の位色として皇太子のみに許された色であり、「衣服令」に言及はないものの、黄櫨染天皇の正式な袍の色として、天皇以外の着用が許されない禁色であった。この黄櫨染と黄丹を、いくら官位が上がっても決して許されない色として、近代以降の用語として「絶対禁色」と呼ぶ者もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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