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示差走査熱量測定 : ミニ英和和英辞書
示差走査熱量測定[しさそうさねつりょうそくてい]
differential scanning calorimetry
===========================
: [さ]
  1. (n,n-suf) difference 2. variation 
走査 : [そうさ]
 (n,vs) scanning (e.g., TV)
: [ねつ]
  1. (n,n-suf) fever 2. temperature 
熱量 : [ねつりょう]
 (n) temperature
: [りょう]
 1. amount 2. volume 3. portion (of food) 4. basal metabolic rate, quantity
測定 : [そくてい]
  1. (n,vs) measurement 
示差走査熱量測定 : ウィキペディア日本語版
示差走査熱量測定[しさそうさねつりょうそくてい]

示差走査熱量測定(しさそうさねつりょうそくてい、Differential scanning calorimetry、DSC)は、測定試料と基準物質との間の熱量の差を計測することで、融点ガラス転移点などを測定する熱分析の手法である。
この手法は、測定試料が相転移融解など熱の収支を伴う変化が起こった時の標準試料との熱流の差を検出する。そのため、標準試料とされるものは測定範囲温度では常に一定の比熱容量であることが求められる。
一般に測定試料と基準物質を一定の速さで加熱するようにプログラムして測定する。
== 概要 ==
測定試料に発熱・吸熱の現象が起こると、熱量に変化が起こる。例えば、固体試料が融解する場合、融解熱として基準物質より多くの熱エネルギーが吸収される。結晶化の場合は、発熱反応として熱が放出され(正確には、通常の温度上昇と相殺され)、基準物質より少ない熱エネルギーを吸収する。
DSCでは、このような測定試料と基準物質との熱量の違いを熱量計を用いることで、ガラス転移のような微妙な相転移さえも測定できるため、試料純度の評価やポリマー硬化の測定などの品質管理のために産業界で広く用いられている〔Dean, John A. ''The Analytical Chemistry Handbook''. New York. McGraw Hill, Inc. 1995. pp. 15.1–15.5〕〔Pungor, Erno. ''A Practical Guide to Instrumental Analysis''. Boca Raton, Florida. 1995. pp. 181–191.〕〔
Skoog, Douglas A., F. James Holler and Timothy Nieman. ''Principles of Instrumental Analysis''. Fifth Edition. New York. 1998. pp. 905–908.〕。
別の熱分析の手法である示差熱分析 (DTA)とはともに試料と基準物質の温度差を検地している点では共通しているが、DSCの方が広く用いられている〔〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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示差走査熱量測定 : 部分一致検索
示差走査熱量測定 [ しさそうさねつりょうそくてい ]

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示差走査熱量測定
示差走査熱量測定法



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