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確率集団 : ミニ英和和英辞書
確率集団[かくりつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たしか]
  1. (adj-na,adv,exp,n) certain 2. sure 3. definite 4. if I'm not mistaken 5. if I remember correctly
確率 : [かくりつ]
 【名詞】 1. probability 
: [しゅう]
 【名詞】 1. collection 
集団 : [しゅうだん]
 【名詞】 1. group 2. mass 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe

確率集団 ( リダイレクト:統計集団 ) : ウィキペディア日本語版
統計集団[とうけいしゅうだん]
統計集団(とうけいしゅうだん)は、統計的(とうけいてき)アンサンブル確率集団(かくりつしゅうだん)、ギブズ集団、あるいは単にアンサンブルとも呼ばれ、熱力学的系のある1つの巨視的状態に対して、微視的な状態としてありうるものすべてを集めた想像上の集団をいう。1878年ウィラード・ギブズによって導入され、統計力学の最も基本的な概念の1つとなっている。
== 概要 ==
ある熱力学的性質を示す系(巨視的には1つの状態にある)は、微視的に見る(それを構成する分子などに着目する)と非常に沢山の状態を含む。分子の状態に相関がない分子的混沌状態を仮定すれば、十分長い時間スケール(普通の観測に要する時間程度)をとると、系は微視的にはこれらの状態のすべてをとりうると考えられる。これをエルゴード仮説といい、またすべての微視的状態が同じ確率で出てくること(等確率の原理)が想定される。以上の仮定のもとでは、1つの巨視的状態において、微視的状態を繰り返し観測した結果を集めたものがアンサンブルであると見ることもできる。
ボルツマンらは、気体を想定した気体分子運動論から発展する形で統計力学の構築を行ったが、当時はまだ分子の存在は確証されていなかったため批判を受けた。それに対してギブズは、必ずしも分子を仮定しない形で(分子的混沌を仮定しなくてよい)、抽象的な解析力学を基本として統計力学の構築を試み、この考え方が統計力学の主流となった。
巨視的状態の中にどのような微視的状態が含まれるかを具体的に示したのが分配関数(状態和ともいう)である。これからアンサンブル全体の平均として、巨視的な熱力学量が導かれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「統計集団」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Statistical ensemble (mathematical physics) 」があります。




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