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確信犯 : ミニ英和和英辞書
確信犯[かくしんはん]
(n) prisoner of conscience
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: [たしか]
  1. (adj-na,adv,exp,n) certain 2. sure 3. definite 4. if I'm not mistaken 5. if I remember correctly
確信 : [かくしん]
  1. (n,vs) conviction 2. confidence 
確信犯 : [かくしんはん]
 (n) prisoner of conscience
: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 
確信犯 : ウィキペディア日本語版
確信犯[かくしんはん]
確信犯(かくしんはん)(独; Überzeugungsverbrechen Überzeugungs:確信(による) Verbrechen:犯罪)とは、道徳的、宗教的あるいは政治的な確信に基づいてなされる犯罪のこと。行為者は「確信犯罪者」「確信犯罪人」(der Überzeugungsverbrecher)。ドイツの刑法学者グスタフ・ラートブルフの提唱による法律用語。いわゆる義賊テロリズムがその代表例である。日本語では法的概念を逸脱した慣用句として定着しており
、そのように使用されることが多い。
== 概要 ==
確信犯(確信犯罪)とは、「自分が行うことは良心に照らし合わせて正しく、周囲(社会)や政府の命令、議会の立法こそが間違っていると信じて」行った犯罪である。本人は自らの正当性を確信していることがポイントであり、立法や命令に違犯(「違反」ではない)しているとの認識を持っているかどうか、あるいは処罰を予想しているかどうかは関係ない。社会正義や良心といった内心の動機部分が確信犯を理解する上で重要である。なお、自由主義を採るどこの国でも思想・良心の自由は絶対に保障されているが、それの実践は手段によっては許されない。
政治的・宗教的犯罪のみに用いられるものではなく、また他人を攻撃・殺傷したり財物を破壊するなどといった積極行為だけに用いるものでもない。例えば議会法や行政命令に反してホロコーストに協力しない行為、強制収監命令の出された人物(ユダヤ人など)や政治犯の国外逃亡を幇助する行為、あるいは現代的には、科学的根拠に則って、法で禁止された治療行為を行い結果として罪に問われる場合、あるいは積極的安楽死への組織的な関与、法にその旨規定がない場合の良心的兵役拒否などは確信犯に分類される可能性がある。多くの辞典に「政治犯や思想犯など……」のように例示されるのは、単に政治犯や思想犯に確信犯罪者、あるいは人格障害による犯罪の事例が多いためである。
日本での「確信犯」という語は、1990年ごろから一般で広まったが、「悪いことであると分かっていながらなされる行為・犯罪」という故意犯罪や常習犯罪の意味で広まっており、そのまま一般化して用いられている。
これは所謂誤用なのだが、2002年の世論調査では約6割もの人が新しい意味で理解していることがわかっている。新しい意味での使用が増えることで、日常生活において本来の意味で使われることは、さらに減っていくことと思われる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「確信犯」の詳細全文を読む




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