翻訳と辞書
Words near each other
・ 短内転筋
・ 短冊
・ 短冊切り
・ 短冊苗代
・ 短冠歯
・ 短刀
・ 短剣
・ 短剣状
・ 短剣符
・ 短剣道
短十二糎砲
・ 短十二糎自走砲
・ 短句
・ 短周期地震動
・ 短周期彗星
・ 短周期彗星の一覧
・ 短命
・ 短命の
・ 短命の百合達
・ 短命番組


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

短十二糎砲 : ミニ英和和英辞書
短十二糎砲[たんじゅうにせんちめーとるほう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十二 : [じゅうに]
 【名詞】 1. 12 2. twelve 
: [に]
  1. (num) two 
: [せんちめいとる]
 (n) (uk) centimeter
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

短十二糎砲 : ウィキペディア日本語版
短十二糎砲[たんじゅうにせんちめーとるほう]


短十二糎砲(短12cm砲/たんじゅうにせんちほう)とは第二次世界大戦中期に日本海軍が開発した高角砲である。短二十糎砲と同時開発された。
== 概要 ==
短十二糎砲は商船(特設艦船)の自衛用に開発された簡易急造高角砲である。大仰角を取ることが可能で、対空攻撃も行う為に、高角砲に分類されているが、実質は対潜を主とし、対潜・対水上・対空兼用の迫撃砲に似た特性を有する榴弾砲である。外見の特徴として駐退機が砲身の上方に一本ある。砲身の下方には短い円筒があるが復座機の可能性がある。閉鎖機は正面向かって右開きの螺旋式閉鎖機である。
TM型戦時標準船などに搭載された。
短十二糎砲は初速が低く、射程や射高も短く、砲弾装填時には砲身の仰角を約10度にせねばならなかったので発射速度も低く、主目的は、潜水艦による通商破壊戦に対抗するための、対潜弾を使用した対潜攻撃であり、対空攻撃は副次的な目的とおもわれる。
開発と製造は呉海軍工廠にて行われ、短十二糎砲と短二十糎砲は合わせて、昭和18年に230門、昭和19年に230門、昭和20年に40門の計500門が製造された。
艦載砲である本砲を車載用に大幅に改造して、九七式中戦車に搭載し自走化した、短十二糎自走砲がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「短十二糎砲」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.