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真の意志 : ミニ英和和英辞書
真の意志[しんのいし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まこと, しん, ま]
  1. (adj-na,n) (1) truth 2. reality 3. genuineness
真の : [しんの]
  1. (adj-pn) true 2. real 3. genuine 4. utter 
意志 : [いし]
 【名詞】 1. will 2. volition 
: [こころざし]
 【名詞】 1. will 2. intention 3. motive 

真の意志 : ウィキペディア日本語版
真の意志[しんのいし]
真の意志(True Will)は、1904年にアレイスター・クロウリーの『法の書』執筆とともに創始された宗教であるセレマの神秘主義体系にみられる用語である〔Skinner, Stephen (ed). ''The Magical Diaries of Aleister Crowley: Tunisia 1923'', p. 79, n. 8. Weiser, 1996. ISBN 0877288569〕〔IAO131. Thelema & Buddhism in ''Journal of Thelemic Studies'', Vol. 1, No. 1, Autumn 2007, pp. 24〕。これはある時には個人の人生における大いなる運命または目的と定義され、またある時には、その時々で〈自然〉と完全に調和してはたらく行為の進路と定義される。〈真の意志〉は互いに衝突することなく運行している星々のそれぞれの固有の運動と軌道にたとえられる。自分の〈真の意志〉と合致している〈セレマイト〉とは、偽りの欲望や葛藤や習慣を捨て去るか回避して、神性とのつながりに触れているものである。理論的にはこの段階に至れば、〈セレマイト〉は、下り坂を流れ落ちる川のように、妨害もなく「結果を切望」することもなく、〈自然〉に沿って行動することになる。
==セレマ==
〈セレマ〉とはギリシア語で「意志」を意味する。〈真の意志〉という言葉は〈セレマ〉の中心的な聖典である『法の書』には現れない。しかしながらアレイスター・クロウリーが同書に加えた様々な注釈はつねに、個々人にはそのひとの人生の正しい行路を定める唯一の共約しえない〈真の意志〉があることを前提としている。このクロウリーの考案した考え方は、「汝の意志することを行えを越える法はない」〔Liber AL III:60〕のであれば、行動が誤り(もしくは偽りのもの)であることが如何にしてありうるのかということを説明しようとする試みのように思われる。したがって〈真の意志〉に従った行為は正しいものとみなされる。だが一方で、意志された行為であっても、〈真の意志〉から逸脱していればやはり正しくないことになりかねない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「真の意志」の詳細全文を読む




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