翻訳と辞書
Words near each other
・ 直列3気筒
・ 直列4気筒
・ 直列5気筒
・ 直列6気筒
・ 直列8気筒
・ 直列9気筒
・ 直列エンジン
・ 直列並列変換
・ 直列六気筒
・ 直列化
直列化可能性
・ 直列回路
・ 直列回路と並列回路
・ 直列型エンジン
・ 直別駅
・ 直前
・ 直剣
・ 直剪刀
・ 直加入電話
・ 直助権兵衛


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

直列化可能性 : ミニ英和和英辞書
直列化可能性[ちょくれつかかのうせい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひた, ちょく]
 【名詞】 1. earnestly 2. immediately 3. exactly
直列 : [ちょくれつ]
 【名詞】 1. series (e.g., electrical) 
: [れつ]
 【名詞】 1. queue 2. line 3. row 
: [か]
 (suf) action of making something
: [か]
  1. (n,n-suf) passable 
可能 : [かのう]
  1. (adj-na,n) possible 2. practicable 3. feasible 
可能性 : [かのうせい]
 【名詞】 1. potentiality 2. likelihood 3. possibility 4. availability 
: [よく, のう]
  1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly

直列化可能性 : ウィキペディア日本語版
直列化可能性[ちょくれつかかのうせい]
''データベース''、''トランザクション処理''(''トランザクション管理'')、多くのトランザクショナルなアプリケーション、集中型および分散コンピューティングにおいて、トランザクションスケジュール(履歴)の結果(最終的なデータベースの状態およびデータベースデータの値)がトランザクションを直列的に実行した場合、つまり、時間的な重複無くシリアルに実行した場合と結果が等しい時、直列化可能である、あるいは直列化可能性Philip A. Bernstein, Vassos Hadzilacos, Nathan Goodman (1987): ''Concurrency Control and Recovery in Database Systems'' , Addison Wesley Publishing Company, ISBN 0-20110-715-5
〕〔Gerhard Weikum, Gottfried Vossen (2001): ''Transactional Information Systems'' , Elsevier, ISBN 1-55860-508-8 〕という性質を持っていると言う。トランザクションは通常並列に実行され(時間的に重複があり)、それはこの方法がもっとも効率的であるからである。直列化可能性は並列トランザクションの実行において重要な正確性の判定基準である。トランザクション間の最高のレベルでのトランザクション分離レベルであると考えられ、並行性制御において重要な役割を担っている。そのため、汎用データベースシステムの全てにおいて実装されている。''厳密な (Strict) ツーフェーズロック''(SS2PL)は1970年代の初期から多くのデータベースシステムにおいて用いられている一般的な直列化可能性機構である。
分散直列化可能性はトランザクショナルな分散システム(例えば分散データベースシステム)のスケジュールの直列化可能性である。インターネットクラウドコンピューティンググリッドコンピューティング
、小型で携帯可能な高性能なコンピューティングデバイス(例えばスマートフォン)の普及により、分散アプリケーション間において正確性を保証するための効率的な分散直列化可能性を提供する技術の必要が増している。''コミットメント順序付け''〔Yoav Raz, ''On the Significance of Commitment Ordering'' - Call for patenting, Memorandum, Digital Equipment Corporation, November 1990. 〕〔
Yoav Raz, US patents 5,504,899 5,504,900 5,701,480 〕 (もしくは''コミット順序付け''; CO; 1991発表)は一般的な順列化技術であり、異なる(どのような)並列処理管理機構において効率的に分散直列化可能性を実現するものであり、異なる機構による異種混合環境でも適用できる。COは機構の処理に干渉せず、さらに自動的な分散デッドロック解消を保証する。他の分散直列化可能性機能とは違い、COはローカルな並行性制御情報(例えば、ローカルな優先関係、ロック、タイムスタンプ、チケット)の配布を必要とせず、このことがスケーラビリティをもたらし、通常多くのオーバヘッドや遅延を減らすことが出来る。従って、CO(SS2PLのような派生種を含む)は分散直列化可能性のための唯一の既知で効果的な一般的手法である。そして唯一実在しているものである。広く使われているSS2PLはCOの特殊なケースであり、1980年代から複数の(SS2PLベースの)データベースシステム間の分散直列化可能性のためのデファクトスタンダードであり、COの特徴を多く継承している。COは1997年より、トランザクショナルプロセスの研究における分散直列化可能性の実現法として広く活用されている。〔Heiko Schuldt, Hans-Jo"rg Schek, and Gustavo Alonso (1999): "Transactional Coordination Agents for Composite Systems", In ''Proceedings of the 3rd International Database Engineering and Applications Symposium'' (IDEAS’99), IEEE Computer Society Press, Montrteal, Canada, pp. 321--331.〕〔Klaus Haller, Heiko Schuldt, Can Tu"rker (2005): "Decentralized coordination of transactional processes in peer-to-peer environments", ''Proceedings of the 2005 ACM CIKM, International Conference on Information and Knowledge Management'', pp. 28-35, Bremen, Germany, October 31 - November 5, 2005, ISBN 1-59593-140-6 〕近年ではグリッドコンピューティングの実現法〔Laura Cristiana Voicu, Heiko Schuldt, Fuat Akal, Yuri Breitbart, Hans Jo"rg Schek (2009a): "Re:GRIDiT -- Coordinating Distributed Update Transactions on Replicated Data in the Grid" , ''10th IEEE/ACM International Conference on Grid Computing (Grid 2009)'', Banff, Canada, 2009/10. 〕や、クラウドコンピューティングの実現法〔Laura Cristiana Voicu and Heiko Schuldt (2009b): "How Replicated Data Management in the Cloud can benefit from a Data Grid Protocol ― the Re:GRIDiT Approach" , ''Proceedings of the 1st International Workshop on Cloud Data Management (CloudDB 2009)'', Hong Kong, China, 2009/11. 〕として、COの楽観的な派生種が提案された。
==脚注==



el:Σειριοποιησιμότητα Συγκρούσεων

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「直列化可能性」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.