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盧魯元 : ウィキペディア日本語版
盧魯元[ろ ろげん]
盧 魯元(ろ ろげん、生年不詳 - 442年)は、中国北魏太武帝(拓跋燾)の寵臣。本貫昌黎郡徒河県
== 経歴 ==
明元帝のとき、選抜されて直郎となった。皇太子拓跋燾に忠実に仕えて、信頼された。太武帝が即位すると、魯元は中書侍郎となり、帝の側近で仕えた。書を得意とし、文才があったので、中書監となった。襄城公の爵位を受け、散騎常侍・右将軍の位を加えられた。赫連昌に対する征戦に参加した。太武帝が自ら赫連昌を追撃すると、魯元も太武帝に付き従った。また平涼に対する攻撃に従い、功績により征北大将軍となり、侍中の位を加えられた。後に太保録尚書事に転じた。太武帝の征戦には必ず従軍し、太武帝の寝所の中にも出入りした。前後の功績により数百人の僮僕を賜り、贈られた布帛は万を数え、宮門の南に一級の邸を与えられた。太武帝がかれの邸を訪れると、10日も出てこなかった。
442年冬、病のため死去した。襄城王の位を追贈された、は孝といった。崞山に葬られ、碑闕を建てられた。
子の盧統が爵位を嗣いだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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