翻訳と辞書
Words near each other
・ 癇癪
・ 癇癪持ち
・ 癇癪玉
・ 癈
・ 癈人
・ 癈兵
・ 癈疾
・ 癉
・ 癊
・ 癋

・ 癌(がん)、癌腫
・ 癌(がん)原遺伝子、プロトオンコジン.
・ 癌(がん)性塞栓症
・ 癌(性)
・ 癌(性)ニッシェ
・ 癌(放射)足
・ 癌の一覧
・ 癌の原因
・ 癌の告知


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

癌 : ミニ英和和英辞書
癌[がん]
【名詞】 1. cancer 
癌 ( リダイレクト:悪性腫瘍 ) : ウィキペディア日本語版
悪性腫瘍[あくせいしゅよう]

悪性腫瘍(あくせいしゅよう、)は、遺伝子変異によって自律的で制御されない増殖を行うようになった細胞集団(腫瘍)のなかで周囲の組織に浸潤し、または転移を起こす腫瘍である。悪性腫瘍のほとんどは無治療のままだと全身に転移して患者を死に至らしめる〔大西『スタンダード病理学』第3版、pp.139-141〕〔Geoffrey M.Cooper『クーパー細胞生物学』pp.593-595〕とされる。
一般にガンがん、、)、悪性新生物(あくせいしんせいぶつ、)とも呼ばれる。
「がん」という語は「悪性腫瘍」と同義として用いられることが多く、本稿もそれに倣い「悪性腫瘍」と「がん」とを明確に区別する必要が無い箇所は、同一語として用いている。
== 語義 ==

「悪性腫瘍(Malignant tumor)」は、一般に「がん(、)」として知られているが、病理学的には漢字で「癌」というと悪性腫瘍のなかでも特に上皮由来の「癌腫(上皮腫、Carcinoma)」のことを指す。
日本語では平仮名の「がん」と漢字の「癌」は同意ではない。平仮名の「がん」は、「癌」や「肉腫」(Sarcoma)、白血病などの血液悪性腫瘍も含めた広義的な意味で悪性腫瘍を表す言葉としてつかわれているからである。したがって癌ばかりでなく肉腫や血液悪性腫瘍も対象にする「国立がん研究センター」や各県の「がんセンター」は平仮名で表記する〔日本成人白血病治療共同研究グループ・わかりやすい白血病の話 20120125閲覧〕。
「癌」を表す「Cancer」は、かに座 (Cancer) と同じ単語であり、乳癌腫瘍の脚のような広がりを見せた〔ジョン・ブリッグズ『フラクタルな世界』松下 貢 監訳、深川洋一訳、丸善株式会社、1995年,102頁、さらに、この引用元は、米のNational Cancer Instituteである。〕ところから、医学の父と呼ばれるヒポクラテスが「」の意味として古代ギリシア語で「 (Carcinos)」と名づけ、これをアウルス・コルネリウス・ケルススが「Cancer」とラテン語訳したものである。
漢字の「癌」は病垂と「岩」の異体字である「嵒」との会意形声文字で、本来は「乳がん」の意味である。触診すると岩のようにこりこりしているからで、江戸期には「岩」と書かれた文書もある。有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」には、乳がんを表す「岩(がん)」ということばが頻出する。

「悪性腫瘍」は「悪性新生物」とも呼ばれることがあるが、Malignant neoplasmの訳語として作られた言葉で、Malignant「悪性の」、Neo「新しく」、Plasm「形成されたもの」を意味する。
なお、「癌」という言葉は、上記の用法をもとに比喩的に用いられることがあり、社会の機構や組織について「○○は△△のがんだ」「△△のガン細胞」などということがある〔広辞苑 第五版〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「悪性腫瘍」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Malignancy 」があります。

癌 : 部分一致検索
癌 [ がん ]

===========================
「 癌 」を含む部分一致用語の検索リンク( 258 件 )
X線癌
X線癌、放射状癌
X線誘発癌
いぼ状癌
えくぼ形成、えくぼ症状(乳癌)
えんばく細胞癌
きのこ状癌
ゆうぜい性癌
よろい癌(装甲癌)
アジュバント化学療法、補助抗癌薬療法
エンバク(燕麦)細胞癌
エールリッヒ癌
カリフラワー状癌、花キャベツ状癌
カルチノイド、類癌(がん)腫
カルチノイド、類癌腫
カンクロイド、類癌
トロトラスト(発癌物質、造影剤として用いられた)
ポリープ状癌
上咽頭癌
上皮(表皮)内癌
上皮内癌
上顎洞癌
上顎癌
下顎癌
乳癌
乳頭(状)癌
乳頭状嚢腺癌
乳頭状腺癌
乳頭腺癌
低分化型腺癌
充実癌
内皮癌
円柱上皮癌
円柱細胞性癌
円柱細胞癌
制癌剤
制癌剤療法
制癌性
制癌薬
前癌
前癌性皮膚疾患
前癌状態
前癌病変
前立腺癌
化学発癌薬
単純癌
印環細胞癌
卵巣癌
原発性肝細胞癌
口唇癌
口峡咽頭癌
口底癌
口蓋癌
唾液管癌
唾液腺癌
喉頭癌
喫煙者癌
噴門癌
嚢胞癌
嚢胞腺癌
固形癌
基底細胞癌(腫)
多形性腺腫内癌
多形性腺腫内癌腫
多形腺腫内癌
多形腺腫内癌腫
多発性癌
多発癌
大細胞癌
子宮内膜癌
子宮癌
子宮膣部癌
小細胞癌
小葉癌
巨細胞癌
平皿状癌
心筋癌(がん)様腫
扁平上皮癌
抗制(抗)癌薬
抗癌剤
抗癌抗生物質
抗癌薬
抗癌薬、抗腫瘍薬
抗腫瘍、抗癌
担癌体
担癌動物
放射線癌
放射線発癌
放射線誘発癌
断端癌
早期癌
早期胃癌
明細胞癌
有棘細胞癌
未分化癌
歯原性癌腫
歯肉癌
気管支(原性)癌
気管支(原生)癌
水癌
水癌(壊疽性口内炎)
浸潤癌
浸食癌
潜伏癌
潜在性癌
潜在癌
潤滑癌
潰瘍(化)癌
濾胞状癌
濾胞状腺癌
甲状腺髄様癌
疣贅性癌

癌(がん)、癌腫
癌(がん)原遺伝子、プロトオンコジン.
癌(がん)性塞栓症
癌(性)
癌(性)ニッシェ
癌(放射)足
癌の告知
癌ウイルス
癌乳、癌汁
癌化
癌原性
癌原性物質
癌原性糖質
癌原性糖質炭水化物
癌原物質
癌告知
癌巣
癌性
癌性ニューロパチ(シ)ー(神経障害)
癌性心膜炎
癌性悪液質
癌性潰瘍
癌性甲状腺腫
癌性突起
癌性胸膜炎
癌性腹膜炎
癌患者
癌有意線量
癌真珠
癌研
癌細胞
癌細胞破壊
癌組織親和性
癌肉腫
癌胎児抗原
癌胞巣
癌腫
癌腫症
癌腺甲状腺腫
癌角
癌遺伝子
癌遺伝子、オンコジ(ー)ン
発生癌
発癌
発癌(性)物質
発癌(現象)
発癌、癌化、腫瘍形成
発癌プロモーター
発癌性
発癌性物質
発癌性試験
発癌物質
発癌現象
直腸癌
砂腫状癌
硬口蓋癌
硬癌
移入、転移)癌(がん)の)、転写、伝達
移植癌
移行上皮癌
究極発癌物質
穿孔癌
立方上皮癌
管状癌
管状腺癌
粘液癌
粘液癌、膠様癌
粘膜内癌
粘膜癌
粘膜表皮癌
粘表皮癌
精巣(睾丸)癌
紡錘細胞癌
結節癌
結腸癌
絨毛(状)癌
絨毛癌
絨毛癌(絨毛上皮腫)、絨毛腫瘍
職業性膀胱癌
職業癌
肛門癌
肝内胆管嚢胞腺癌
肝癌
肝癌(がん)
肝細胞癌
肝臓癌
肺癌
肺胞上皮癌
胃癌
胆管(細胞)癌
胆管癌
胆管細胞癌
胎生期癌
胞巣状癌
腎癌
腎盂癌
腎細胞癌
腎腺癌
腸癌
腺カンクロイド、腺表皮癌
腺房細胞癌
腺棘細胞腫、腺表皮癌
腺様嚢胞癌
腺様扁平上皮癌
腺様癌
腺癌
腺類癌
膀胱癌
膠様癌
膠様腺癌
膣癌
膵(臓)癌
舌根癌
舌癌
衝突癌
表在癌
軟口蓋癌
転移(癌(がん)の)
退形成性癌
退行性(悪性)癌
進行癌
重複癌
陰嚢癌
陰茎癌
随様癌
集落化(形成)、転移増殖(癌細胞の)、腐生
頬粘膜癌
頭頸部癌
顎骨中心性癌
類母斑基底細胞癌症候群
類癌
類皮癌
類表皮癌
類表皮癌、扁平上皮癌
食道癌
骨形成性癌
骨癌
骨破壊性癌
髄様癌
高分化型癌
高分化癌
鰓(弓)原性癌
鰓原性癌
黒色癌
鼻咽頭癌



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.