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環状アデノシン一リン酸 : ミニ英和和英辞書
環状アデノシン一リン酸[かんじょうあでのしんいちりんさん]
cAMP
===========================
: [わ, かん]
 【名詞】 1. circle 2. ring 3. link 4. wheel 5. hoop 6. loop
: [じょう]
  1. (n,n-suf) shape 
: [いち]
  1. (num) one 
: [さん]
 【名詞】 1. acid 
環状アデノシン一リン酸 : ウィキペディア日本語版
環状アデノシン一リン酸[かんじょうあでのしんいちりんさん]

環状アデノシン一リン酸(かんじょうアデノシンいちリンさん; cyclic AMP, cAMP (さいくりっくエーエムピー), 環状AMP, 3'-5'-アデノシン一リン酸)は、アデノシン三リン酸 (ATP) から合成され、リボースの 3', 5' とリン酸が環状になっている分子。
cAMPは、グルカゴンアドレナリンといったホルモン伝達の際の細胞内シグナル伝達においてセカンドメッセンジャーとして働く。細胞膜を通り抜ける事はできない。その主な作用はタンパク質リン酸化酵素(タンパク質キナーゼ)の活性化で、これはイオンチャネルを通して、Ca2+の通過を調節する事にも使われる。
== cAMPの合成と分解 ==


cAMPはアデニル酸シクラーゼ(adenylate cyclase; アデニレートサイクレース)によってATPから合成される。アデニル酸シクラーゼは細胞膜に位置する。これはホルモンのグルカゴンとアドレナリンやGタンパク質により活性化される。肝臓アデニル酸シクラーゼはグルカゴンにより強く反応し、筋肉アデニル酸シクラーゼはアドレナリンへより強く反応する。
AMPへのcAMP分解は、ホスホジエステラーゼという酵素により触媒されている。この酵素は、カフェインによって抑制され、カフェイン様薬物による刺激作用によって細胞内cAMP濃度の上昇が引き起こされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「環状アデノシン一リン酸」の詳細全文を読む




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